巨大な迷い犬「100均」が気に入って出て行かず。駆けつけた警察官も虜にする

体重約61キロの巨大な犬が迷い込んだのは、ディスカウントショップ。お店が気に入ったようで、退店を“拒否”しました

お得な買い物ができる場所が好きなのは人間だけじゃない?

アメリカ・フロリダ州ブレイデントンにあるディスカウントショップ「ダラー・ゼネラル」に、1匹の大型犬が迷い込んだ。

犬は日本の「100均」にあたるこのお店が気に入ったようで、退店を“拒否”。困った従業員が「大きな犬が出て行かない」と警察に助けを求めた。

ブレイデントン警察がFacebookに投稿したボディカメラの映像には、「おいで」と声をかける警察官に、犬が親しげに近づく様子が映っている。

<ブレイデントン警察の投稿>

投稿によると、犬は体重135ポンド(約61キロ)で、店にやってきた後、数時間店内を歩き回って過ごした。

閉店時間になっても出て行かなかったため、外に放り出したくなかった従業員が警察に助けを求めたという。

警察官は人懐こく尻尾を振ってくる犬をすっかり気に入った様子で、店を出る間際に記念撮影もしている。

幸いにも、警察は犬が装着していたマイクロチップを元に、飼い主を見つけられた。その後、犬はベントレーという名前であることが判明。ベントレーは自宅の門から脱走した後、ダラー・ゼネラルを訪れたとみられている。

店内を歩き回るベントレー
店内を歩き回るベントレー
BRADENTON POLICE/FACEBOOK

マイクロチップは米粒ほどの大きさで、犬や猫の皮下に埋め込む。

各マイクロチップにはIDナンバーが割り振られており、動物病院や保護施設にあるスキャナーで読み取れる。このIDナンバーに名前や連絡先などが登録されていて、飼い主を探す手がかりになる。

ベントレーが飼い主と離れ離れだったのは数時間だったが、マイクロチップのおかげで、何年間も行方不明だったペットと再び会えたケースもある。

2022年初めには、イギリスの家族が8年前に自宅から盗まれた愛犬キャシーと再会を果たした

警察は、劣悪な環境のブリーディング施設を捜査した際にキャシーを発見し、マイクロチップを手がかりに家族を探し出した。

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。

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