ミンガラバー! ミャンマーで探偵をしておりますPhilip D徳 Marloweです。
先日、ミャンマーで7州ある州のうちのひとつ、南部のカレン州は州都パアンを訪れました。
将来、本格的にミャンマーに住むならば事業の拠点はカレン州にしたいと考えているので、2018年の目標のひとつとして月に一度は調査も兼ねてカレン州を訪れることにしました。今回は記念すべき第一回目の調査旅。この地域への訪問は、3年前、ミャンマーに来たばかりの頃以来です。
将来の人気スポット間違いなし!圧倒的な自然の雄大さ
時計台は長距離バスの停留所。深夜3時に到着して軽い野宿を経験
多くの民族が暮らすパアンの魅力は、まず何といっても雄大な自然!
仏教の聖地としても有名なパアンには、宗教的な雰囲気も相まって幻想的な風景がそこかしこに広がっています。道中はあちらこちらに洞窟を目にし、さまざまな洞窟寺院を見ることができます。この先、もっとミャンマーがメジャーな観光地になれば人気スポットになること間違いなしのエリアです。
ヤンゴンから長距離バスで6時間ほど揺られた先にある、仏教徒の聖地チャウ・カラットへ。チャウ・カラットは聖山ズウェガビン山と水田地帯が広がるのどかな農村風景の岩の上に建つ寺院です(下の画像)。寺院には熱心な仏教徒が訪れ、神秘的な雰囲気を漂わせた場所です。ミャンマーの人々の信仰の深さを肌で感じることができます。
深夜3時にパアン中心部にまた戻ってくるもののあたりは真っ暗。深夜は野犬が徘徊しているため、バス停のベンチで夜が明けるまで仮眠をとりました。朝6時くらいになれば市場がスタートするため、賑やかな市場を見学してまわって楽しみました。
将来の人気旅行地・カレン州
聖地チャウ・カラット。神秘的な光景を目の当たりにしました
聖地チャウ・カラットやパアンの象徴ズウェ・カビン山など、多くの美しい景色に見とれながらレンタカーで周辺を見てまわります。そしてそこにいる、穏やかな日常を淡々と過ごす人々―。
まだまだブラックマネーの影響力が強いエリアではありますが、近年まで外国人が入域できなかった場所も多く、まだまだ未開拓な観光資源が豊富にある魅力的な土地です。今後、外国人観光客が増えてくるエリアとしても、有望だと感じています。
改めて「ビジネスを興すならここだ」と思いました。引き続き毎月の訪問を続けて行くつもりです。カレン州に訪問の際は、ぜひご連絡ください。
Ambassadorのプロフィール
D徳
福岡県出身。中学は1ヶ月のみ登校、高校は未進学。フリーターとなって全国を旅して回る傍、大検を取得し大学入学。09年の卒業後リクルート(現・リクルートライフスタイル)新卒入社。人口1万人の長野県小布施町役場に出向し、2年間、交流人口拡大と移住定住促進を担当。15年にリクルートを退職し、佐賀県庁に入庁。地方創生部門立上げ後、2016年3月に退職、突如フィリピン・セブ島へ。学生時代含め10年間携わってきた地域活性化の分野と日本から離れ、2016年4月よりミャンマーへ移り住む。