飛行機に乗る時、空港の搭乗ゲートや手荷物受取所を探すのが面倒だと感じたことはないでしょうか。
この煩わしさから解放され、搭乗ゲートや手荷物受取所が瞬時にわかる方法があるそうです。
元航空会社職員のダービー・マロニーさんがTikTokでシェアした、あるフライトハックが、大きな反響を呼んでいます。
マロニーさんが「自分の中でNo. 1のフライトハック」と勧めるのは、搭乗日の朝に利用する飛行機のフライトナンバー(便名)をショートメールで自分に送るという方法。
フライトナンバーは、各航空会社の英文字略号と一連の数字で構成されている番号で、予約確認書や搭乗券に記載されています。
例えば、アメリカン航空は「AA686」、全日空国際線の場合は「NH7542」といった番号が割り振られています。
航空会社コードがわからない場合は、国際航空運送協会のウェブサイトで調べられます。
マロニーさんによると、iPhoneのショートメッセージで、このフライトナンバーを本文に入れて自分の携帯番号宛に送信すると、リンクが送られてきます。
このリンクを押して「フライトをプレビュー」を選ぶと、搭乗ゲート番号や出発・到着時間、飛行時間、手荷物受取所などが表示されます(編注:日本の国内線ではリンクは表示されませんでした)。
搭乗ゲートが変更された場合、リンク先の情報も自動的に変更されるので、便利だといいます。
マロニーさんは「もう空港の案内画面を見なくてもいいんです。これは史上最高のハックで、誰も知らないと思う」と説明しています
多くの人がこのライフハックを知らなかったようで、投稿は200万以上「いいね!」されているほか、「仕事で飛行機を利用するのでとても役に立つ!」など、たくさんのコメントが書き込まれています。
最新のフライト情報は航空会社のアプリからもわかりますが、この方法を使えば、アプリをダウンロードしなくても乗る飛行機の情報を簡単に知ることができます。
このライフハックが特に役立つのは、乗り継ぎ時間が短いフライトを利用する時ではないでしょうか。
搭乗ゲートの変更は珍しくありません。事前にフライトナンバーを自分に送っておけば、着陸してすぐリンクをクリックして最新のゲート情報がわかります。
迎えを頼んでいる場合も、フライトナンバーを送っておけば、相手は飛行機の最新情報を把握できます。
マロニーさんは別の投稿で「私がこの方法を一番使うのは、誰かに迎えに来てもらう時です。アプリをダウンロードしてもらわなくていいし、リンクを送ればいいだけですから」と説明しています。
航空会社は、同じフライトナンバーを何日間も使います。そのため、マロニーさんはフライト当日の朝に送信することを勧めています。
注意すべきは、この方法を使えるのはiPhoneのみでアンドロイドの携帯では表示されません。
ただし、アンドロイドでもフライト情報を知る方法はあります。
<飛行機のリアルタイム情報が簡単にわかるフライトハック>
iPhone:フライトナンバーをショートメッセージで自分に送信するだけ。送られてくる番号をクリックして、「フライトをプレビュー 」を選択すると、リアルタイムのフライト情報が表示されます
アンドロイド:フライトナンバーをショートメールで送信しても同じリンクは表示されません。ただし、Googleの検索バーにフライトナンバーを入力すれば、同じようにリアルタイム情報が表示されます。
Googleの検索バーにフライトナンバーを入力する方法は、iPhoneでも利用可能。日本の国内線の情報も表示されました。
スマホ一つで、リアルタイム情報がわかるフライトハック。空港で時間の余裕がない時や、乗り継ぎなどで役立ちそうです。
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。