2022年に胸の透けるピンクのシースルドレスを着て話題になった俳優のフローレンス・ピューさんが、この装いや自身の体に向けられた批判、それをどう感じたかについてELLEのインタビューで語った。
ピューさんはインタビューで「これまでで最も恐ろしかったのは、人々が私が自分の体を『見せすぎている』と考えて気分を害することです」と述べている。
「1年前にヴァレンティノのピンクのドレスを着た時、私の胸が透けて見えたことに怒った人たちがいました。人々を怯えさせるのは、私の自由さ、そして満足し幸せであるという事実です」
さらに「女性の体について色々言うことで長いこと女性を抑えつけられてきたけれど、多くの人が『私は気にしない』と言うようになっていると思う」とも語っている。
「残念ながら、私たちはあまりにも人間の体を恐れるようになり、生地から透けて見える私のかわいい小さな乳首を性的なものとしか見られなくなってしまいました」
「私たちは、女性の体が存在する理由は一つだけではないということを、すべての人たちに思い出させ続ける必要があります」
ピューさんは、インタビューで「私は太もものセルライトや腕や胸の間のたるみを隠そうとはしません。すべてさらけ出す方がずっと良いと思います」とも述べている。
バッシングにSNSでも反論
ピューさんが、ヴァレンティノのピンクのドレスを着用してバッシングされたのは2022年7月。
このバッシングの直後にも、SNSで「興味深いのは、公の場で、誇らしげに、全員が見えるように女性の体を批判することが、男性にとっていかに簡単かということです」と自分の考えをつづっている。
さらに、この投稿の最後で、批判する人たちに対して「成長してください。人に、体に、すべての女性に、そしてすべての人たちに敬意を払ってください。そうすればもっと生きやすくなるとお約束します」と求めた。
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。