アメリカ・ミネソタ州ミネアポリスで、黒人男性のジョージ・フロイドさんが警察官に首を押さえつけられ亡くなった事件で、起訴された4人の元警察官のうち、トーマス・レーン被告が勾留施設から出たと、ミネソタ州の地元紙「スター トリビューン」などが報じている。
朝日新聞によると、この事件では、フロイドさんの首を押さえつけて死なせたとして元警官のデレク・ショーヴィン被告が第2級殺人罪に問われており、トゥ・タオ被告、レーン被告、J. アレクサンダー・キング被告の3人がフロイドさんの死のほう助をした罪で起訴されている。4人はいずれも警察から解雇された。
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ABCニュースによると、レーン氏の保釈条件は75万ドル(約8000万円)の保釈金だった。保釈金を納付後、6月10日に勾留施設を出たという。
レーン氏は現在、妻と一緒におり、起訴内容を却下してもらうための申し立てを計画していると、同氏の弁護士は説明しているという。