これが東京上空に出現した大火球だ。「月の明るさほどに光り、最後は分裂」(動画)

天体写真家のKAGAYAさんが6月29日未明、撮影に成功しました

6月29日未明、関東地方各地で明るい流れ星「火球」が観測された。天体写真家のKAGAYAさんは、午前2時48分50秒ごろ東京上空に出現したときの様子を動画で撮影した。

2つのカメラで撮影した映像を繋げたもので、電線の向こうを明るく輝く光が通り過ぎていく様子が映し出されている。「大火球」が「月の明るさほどに光り、最後は分裂したように写っています」とTwitter上で解説している。

先ほど、6月29日02時48分50秒ごろ東京上空に流れた大火球(明るい流れ星)の映像です。
月の明るさほどに光り、最後は分裂したように写っています。2つのカメラでとらえた映像をまとめました。実際のスピードで再生されます。
(東京にて撮影) pic.twitter.com/97fwTWjRux

— KAGAYA (@KAGAYA_11949) June 28, 2022

神奈川県平塚市では同じころ、平塚市博物館学芸員の藤井大地さんが観測に成功。火球が出現してから2分34秒後に衝撃波が地上に到達したことをTwitterで報告している

2022年6月29日2時48分50秒に流れた大火球を、平塚の自宅から東の高い空に向けた広角カメラで捉えた様子です。最後にバラバラに分解し、シャワーのようになりました。 pic.twitter.com/reokVd2vII

— 藤井大地 (@dfuji1) June 28, 2022

衝撃波も観測することができました!2022年6月29日2時48分50秒に流れた大火球の衝撃波音です。火球が超音速で進入すると衝撃波が発生し、爆発音として聞こえます。平塚では2時51分24秒に爆発音が聞こえ、火球が出現してから2分34秒後に衝撃波が地上に到達しました。 pic.twitter.com/ksM6IrwJo5

— 藤井大地 (@dfuji1) June 28, 2022

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