記者殺害「最高レベルが命令」 トルコ大統領が米紙投稿
サウジアラビア人記者のジャマル・カショギ氏がトルコ・イスタンブールのサウジ総領事館で殺害された事件で、トルコのエルドアン大統領は2日のワシントン・ポスト紙への投稿で、「サウジ政府の最高レベル」から殺害命令が出ていたとの認識を示した。
エルドアン氏は投稿で、18人の容疑者は「カショギ氏を殺して、立ち去れ」と命令され、それを実行したと主張し、「我々はカショギ氏殺害命令がサウジ政府の最高レベルから出されたものだと知っている」と強調した。
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カショギ氏の殺害事件をめぐっては、サウジで強い影響力を持つムハンマド皇太子の指示や関与の有無が焦点になっている。エルドアン氏はムハンマド皇太子の父親のサルマン国王については「殺害を命じたとは思っていない」としたが、ムハンマド皇太子については言及しなかった。
(朝日新聞デジタル 2018年11月03日 08時04分)
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