サッカー・ワールドカップ(W杯)で、日本は6月28日(日本時間)、ポーランドに敗れはしたものの、決勝トーナメント進出を決めた。ゴールキーパーの川島永嗣選手がスーパーセーブを見せ、チームに大きく貢献した。
川島選手は試合終了後、「この2試合、チームにかなり迷惑をかけたので、今日は自分がチームを救う番だと思った。しっかり仕事ができてよかった」と笑顔で語った。
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この日、川島選手は堅い守りで何度も失点を防いだ。
前半33分、右サイドからのクロスボールをポーランド・グロシツキ選手がヘディングで合わせてシュートすると、川島選手が右へ跳んで、ゴールラインすれすれを右手1本でかき出した。
さらに後半8分にも、カウンターからあがった低いクロスに合わせて、レバンドフスキ選手が走りこんできたところに入り込みキャッチ。間一髪のセーブになった。
川島選手は、24日のセネガル戦でキャッチすべきシュートをパンチングしてクリアし、相手選手に当たって先制点を許す「失態」をおかし、国内外から厳しい評価を受けていた。
決勝トーナメント進出を決めた心境を、以下のように話した。
「(これまで)色んなことがありましたけど、チームが一つになってこの予選にきた。一人一人の気持ち、日本の多くの方々の気持ちが決勝トーナメント進出という結果につながったと思う」
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「自分たちは成し遂げたことのないことをやりたいと思っているので、ここから一つになって進みたい」
決勝トーナメント初戦は7月3日午前3時から。グループG1位(イングランド-ベルギー戦の勝者️)と対戦する。