お菓子作り考古学、始めました。

はじめまして。自称・お菓子作り考古学者の下島綾美(ヤミラ)です。わたしは、考古学をテーマに、「作って・食べて・学べる」スイーツを作っています。

はじめまして。自称・お菓子作り考古学者の下島綾美(ヤミラ)です。

わたしは、考古学をテーマに、「作って・食べて・学べる」スイーツを作っています。

もともとは、弥生時代の考古学を専門的に研究していましたが、パティシエ(お菓子作りの専門家)ではありません。また、考古学的にお菓子の歴史を研究しているという訳ではありません。スイーツという、ちょっと親しみやすい切り口から考古学のことを紹介しているだけです。

要するに、お菓子作り考古学は、"食べ物で遊んでみんなで楽しむ考古学"という位に考えていただければだいたい合っていると思います。

小さい頃、よく「食べ物で遊んではいけない」と教えられましたが、そんな背徳感を背負って活動をしています。(嘘です。)

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今回はご挨拶として、代表的な私の作った考古系スイーツをひとつご紹介したいと思います。

・「土器型クッキー/Dokkie(ドッキ―)」

見たままですが、この「ドッキ―」は土器片に似せて作ったクッキーです。

こちらは弥生式ドッキ―。トレーの右側にあるものが本物です。

ドッキ―は、横浜市歴史博物館の企画展関連イベント「土器を食べちゃえ!」(2014年11月3日開催)で配布したところ、とてもご好評をいただきました。またその後ネット上でもかなり情報が拡散され、複数のWEBメディアでもご紹介いただきました。

SNSの力って、本当にすごいですね。

そして、気をよくした私は、最近「どきどきドッキ―☆ポータル」というドッキ―専用サイトを立ち上げました。(名前がベタベタなのと、基本的にネーミングがダジャレなのは、お菓子作り考古学のおちゃめポイントなので許してください。)

※サイト作成に当たっては、ハフィントンポストさんでも過去に取り上げていただいたた「土偶の日運営委員会」の仲間に協力してもらいました。

このサイトでは、様々な種類のドッキ―を紹介していくことを目指しています。

そのため、基本的なレシピもクックパッドで公開し、みなさんにも自由にドッキ―を作っていただけるようにしました。

ドッキ―の基本的な作り方レシピ(クックパッド)(※縄の撚り方も一部載せています。)

これまで考古学的に研究されてきた縄文式土器や弥生式土器、また古墳時代・古代の土器は、地域と時期によって種類がとても多様です。

土器はご当地ブームの先駆けと言ってよいと思います。

そこで、

あなたの街のドッキ―を作ったら、ぜひ教えてください!

サイトの専用フォームから投稿していただけます。

地域のお土産のお菓子として販売したい、という業者の方も大歓迎です。

「作りました!」の報告をいただけたら、サイトでご紹介させていただきます。

みなさんの作ったドッキ―情報を集めて"ご当地ドッキ―アーカイブ"のようなものを作っていくことが出来たら、縄文人も弥生人もきっと喜ぶと思います。

ところでドッキ―には、リアルさを追求した「本気系ドッキー」と、縄文をとにかく感じたい「雰囲気系ドッキ―」、どちらもあってよいと思います。

楽しんで作ることが一番です。

でも一度作ったら、もうあなたの土器を見るまなざしは変わっているはずです...(たぶん)。

また、「本気系ドッキ―」に挑戦される方は、ぜひ地元の博物館や資料館に行って、先に本物の土器をよく観察してみることをおすすめします。

確実にクオリティが上がると思います。

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今回はイベントの事後報告も兼ねて、「土器型クッキー/Dokkie(ドッキ―)」をご紹介させていただきました。

今後は私がこれまでに作ったその他の考古系スイーツもご紹介していきたいと思います。また、関連イベントの情報や、私のまわりの考古学LOVEのみなさんが作っているグループの紹介なども行っていきたいと思っています。

近々では、今週末に「アートと古代の異色複合イベント COME COME はにコット」に潜入してきます!

昨日なんとか宿がとれて安心しました。(どうでもいい)

それではまた。

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