花火に怯えて逃げたわんこ、自分でドアベルを鳴らして夜中の3時に帰ってくる(動画)

入れて〜

まさか自分でドアベルを鳴らして帰ってくるとは…。

アメリカ・サウスカロライナ州に暮らすメリー・リン・ウィテカーさんとライアン・ワシックさんは、夜中に帰ってきた愛犬の行動に驚き、大笑いすることになった。

アメリカでは7月4日の独立記念日やその前後に花火をする習慣がある。しかし大きな花火の音に驚いて、ペットが逃げ出してしまうケースも少なくない。

ウィテカーさんとワシックさんの飼い犬ラジャも6月27日、近所の花火の音に怯え、逃走してしまった。

しかしラジャは28日の夜中3時に帰ってきた。それも自分でドアベルを鳴らして。

ウィテカーさんはインターホンのカメラにうつっていたラジャの姿を見て「死ぬほど笑った」とインサイドエディションに話している。

ウィテカーさんたちは、ラジャにドアベルの鳴らし方を教えたことはなく、なぜラジャが押したのか、わからないという。

「ラジャは車のところに行く時以外、前庭に出たことはありません。だから私たちがドアベルを使うのを見たことはないのです」と通信社サウス・ウエスト・ニュース・サービスに話している。

27日に近所の人が花火を始めた時、ラジャはもう1匹の飼い犬オリーと一緒に裏庭にいた。そして大きな音に驚き怯えて、フェンスを乗り越え逃げてしまった。

ウィテカーさんはラジャが行方不明になったことをすぐにFacebookに投稿し、見つけたら連絡して欲しいとお願いした。

また万が一に備えて、動物保護施設にも連絡をした。

そしてワシックさんと一緒に、何時間も家の周りを車や徒歩で探した。

「道路脇に、ひかれた姿がありませんようにと願い続けました」とワシックさんは地元メディアのザ・ステートに話している。

しかしふたりはラジャを見つけられなかった。ワシックさんとウィテカーさんは落胆して家に戻り、ワシックさんはその夜、寝ずに待っていた。

すると午前3時に、ドアベルが鳴った。

ワシックさんは最初「誰かが私たちの犬を連れてきてくれたのだろう」と思ったという。

しかし外にいたのはラジャだけ。自分の鼻でドアベルを押して帰ってきたことを知らせたのだった。

ラジャは「怒られると思ってすねたような表情を見せていました。でも私たちは帰ってきてくれたことをとても喜び、ラジャはすぐに眠りにつきました」とワシックさんがRedditに書き込んでいる。

ラジャの体は汚れていて、トゲのある植物をたくさんつけていたという。

ウィテカーさんとワシックさんは、今後ラジャたちが逃げ出さないように今あるフェンスに家畜用のフェンスを加える、とザ・ステートに話している。

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。

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