群馬県の防災ヘリコプター「はるな」(9人搭乗)が8月10日正午ごろ、同県の草津白根山付近で行方不明となった。
航空自衛隊の救難ヘリが現場を捜索したところ、はるなの機体とみられる破片と、乗員とみられる8人を見つけた。容態などは不明。NHKなどが報じた。
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朝日新聞によると、この日午後2時25分ごろ、朝日新聞のヘリも墜落したとみられる機体の破片を確認したという。
産経新聞によると、県警は不時着か墜落した可能性があるとみている。
ヘリに乗っていたのは、県吾妻広域消防本部の隊員5人と県防災航空隊に所属する4人。航空隊の機長と整備士は東邦航空(東京都)の所属という。
毎日新聞によると、ヘリは11日開通予定の群馬、新潟、長野県の稜線を結ぶ登山ルート「ぐんま県境稜線トレイル」の視察のため飛行していた。
10日午前9時15分に前橋市内のヘリポートを防災航空隊員ら4人を乗せ出発。約20分後には群馬県長野原町にある西吾妻福祉病院のヘリポートで地元消防署員5人が加わり離陸した。
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ヘリは午前10時25分に病院に戻ってくる予定だったが、草津白根山付近の上空で交信が途絶えたという。