保安官、とっさの判断で赤ちゃんの命を救う ビデオに映っていた「冷静な対処」に賞賛の声

その一部始終が、パトカーのドライブレコーダーに記録されていた。
マリオン郡保安官事務所のジェレミー・ニックス保安官補
マリオン郡保安官事務所のジェレミー・ニックス保安官補
Marion County Sheriff's Office via facebook

アメリカ・フロリダ州で、勇敢な保安官補が赤ちゃんの命を救った。その様子が、パトカーのドライブレコーダーに記録されていた。

5月9日午後5時半ごろ、マリオン郡保安官事務所のジェレミー・ニックス保安官補は帰宅途中、隣を走る運転手に引き止められた。聞けば、生後3カ月の息子キングストン君が意識不明状態だという。

ニックスさんはパトカーを道端に止め、心臓マッサージ等の救命処置を行った。その場で意識は戻らなかったが、とっさの判断で救急車が来るのを待たずに、自らパトカーでキングストン君を病院へと運んだ。

その後、キングストン君は命を取り留め、健康を取り戻して、病院を後にしたという。

保安官事務所がフェイスブックに投稿した動画には、ニックスさんの行動力と判断を讃える人たちのコメントが多数寄せられている。

(編集:若林絵里香)

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