電気グルーヴ、ツアー東京2公演中止 所属事務所が謝罪 ピエール瀧容疑者逮捕を受け
テクノユニット・電気グルーヴのピエール瀧(本名・瀧正則)容疑者(51)が麻薬取締法違反(使用)容疑で逮捕されたことを受け、所属事務所のソニー・ミュージックアーティスツと興行のZeppライブは13日、今週末の15・16日にZepp Tokyoで開催予定だった『電気グルーヴ30周年“ウルトラのツアー”』東京公演の中止を発表した。
両社は連名で「3月15日(金)、3月16日(土)に予定しておりました電気グルーヴ30周年”ウルトラのツアー”の下記公演はピエール瀧の逮捕により中止とさせていただきます」とZepp Tokyo2公演の中止を発表。チケットは全て払い戻しとし、「チケットをご購入いただいた皆様には、大変ご迷惑をお掛けいたしますことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。
電気グルーヴは1月23日に結成30周年記念アルバム『30』(オリコン週間最高4位)をリリースし、今月2日から『電気グルーヴ30周年”ウルトラのツアー”』(全5公演)をスタート。福岡、岡山、大阪の3公演を終えていた。今週末の15・16日にZepp Tokyoでファイナルを迎える予定だった。
ピエール瀧容疑者が最後にインスタグラムを更新したのは、8日の岡山公演翌日の9日。岡山城を背にした自身の写真とともに「ウルトラのツアー移動日。暇を持て余したので、岡山城&後楽園をヘラヘラしながら散策。緑豊かな庭園イメージを軽々と覆す茶色い冬の後楽園。なんか思ってたのと違う。しかしこれで日本三名園をすべて制覇。後楽園は時期の良い時にリベンジしたい」と投稿していた。
インスタのコメント欄には「瀧さん…言葉がでないです。。」「ショックで立ち上がれません…」「瀧さん…何やってるんですか…」「マジメにふざけてる人だと思ってたのに…馬鹿!」「ウルトラのツアーであんなに2人仲良し自慢してたじゃないの。。1人だけの身体じゃないのに!みんな、電気もピエールも大好きなのに。。。。」などとショックや落胆の声であふれている。
なお、ピエール瀧容疑者は今年1年間限定で、電気グルーヴでの活動に関する芸名を結成当初の「ウルトラの瀧」に戻している。
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