「史上最強」にもその名が挙がる名馬が息を引き取った。
社台スタリオンステーション(北海道安平町)は7月30日、ディープインパクトが急逝したと発表した。頚椎に骨折が見つかり、回復の見込みが立たないことから安楽死の措置を取ったという。
ディープインパクトは皐月賞、日本ダービー、菊花賞の3つを制した「三冠馬」。生涯戦績は14戦12勝だった。武豊騎手との名コンビでファンに知られた。
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発表全文は以下の通り。
ディープインパクト号 急逝のお知らせ
弊社にて繋養しておりましたディープインパクト号ですが、
かねてより治療しておりました頸部の手術を7月28日に受けました。
手術は無事に終了して術後の経過も安定しておりましたが、
翌29日の午前中に突然起立不能になったため懸命の治療を試みました。
30日の早朝にレントゲン検査を行ったところ頸椎に骨折が見つかり、
回復の見込みが立たないことから安楽死の処置が取られました。
突然の出来事で誠に痛恨の極みではございますが、謹んでお知らせいたします。