まさかの2打席連続ホームラン。勢いに乗る大谷翔平選手を止めるために、相手チームの投手が一計を案じた。それは、世界の野球ファンもびっくりの奇策だった。
日本時間6月30日、アメリカ・ニューヨークで開かれた大リーグの試合。エンゼルスの大谷選手は第2打席で27号、第3打席で28号と、2打席連続でホームランを放った。
Advertisement
ここはヤンキースの地元。大谷選手の3打席連続ホームランは、何としても避けなくてはいけない。ピッチャーマウンドに立ったネストル・コルテス・ジュニア選手は奇策に打って出た。
7回の大谷選手の第4打席。コルテス選手は空振りを奪った後、足を数秒間にわたってカクカクさせるも、一向に投げない。ようやく右足を上げるも、そのままフラフラさせて「どうしようかなぁ」と言わんばかりに時間を稼いだ。さすがに審判からボークを宣告されて仕切り直しになった。
珍妙なフェイントに思わず、大谷選手も苦笑。SNS上では動画が拡散した。野球ファンの笑いを誘うとともに以下のような声が出た。
Advertisement
「コルテスは大谷をアウトにするためなら、文字通り何でもしようとするね」
「大谷さんのためにダンスしてるの?」
「マウンドにいるんだからボールを投げてよ」