
Lucy Nicholson / Reuters
湾岸戦争での空爆映像が「TVゲームのようだ」と言われてから、すでに20年以上たった。そしてついに、原子力潜水艦にTVゲームのデバイスが搭載される時代になった。
3月17日に就役したアメリカ海軍の攻撃型原子力潜水艦「コロラド」が、家庭用ゲーム機「Xbox」のコントローラーを攻撃型潜水艦として初めて採用したと、AP通信などが報じた。
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
navylive.dodlive.mil
海軍の公式ブログによると、コロラドはデジタルカメラを備えた潜望鏡を搭載する「バージニア級」の15番艦。これまでの艦では操縦かんを使っていたが、コロラドはマイクロソフト社のゲーム機「Xbox」のコントローラーを導入している。
USAトゥデイによると、既存の技術を使うことでコスト削減できるほか、若い船員たちが使い方が慣れているというメリットがあるという。リチャード・スペンサー海軍長官は、Xboxを導入したコロラドを「まさに驚異的な技術革新だ」と称賛している。
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