コールドプレイ、“環境配慮“で世界ツアーの代わりにYouTube生配信。「一番の問題は飛行機だ」

ボーカルのクリス・マーティンは「この1〜2年は、ツアーをどのようにしてサステナブルにするかだけでなく、環境にプラスの影響を与えられるような運営の方法を考えていく」と話しています。
コールドプレイ ボーカルのクリス・マーティン 2017年撮影
コールドプレイ ボーカルのクリス・マーティン 2017年撮影
Kevin Winter via Getty Images

グラミー賞アーティストのコールドプレイが、新作アルバムのプロモーションのためのコンサートツアーを行わないことを明らかにした。ボーカルのクリス・マーティンが11月21日にBBCのビデオインタビューで語った。

イギリス出身のバンド「コールドプレイ」は、11月22日に最新アルバム「Everyday Life / エヴリデイ・ライフ」をリリースしたばかり。コールドプレイは、2015年にリリースしたアルバム「A Head Full of Dreams」では、5大陸を回るワールドツアーを行い、計122回のステージを披露した。

「この1〜2年は、ツアーをどのようにしてサステナブルにするかだけでなく、環境にプラスの影響を与えられるように運営の方法を考えていく」とマーティンは話した。「私たちみんなが、業界に関わらず、最善に仕事をこなすためにどうするべきかを考えるべきだ」

さらに、将来のツアーについて、このように述べた。「一番の問題は、飛行機での移動だ。でも、例えば、使い捨てプラスチックを使わない、太陽光発電を活用する、といった方法もある」「どうすれば、“奪う“より“与える“ものが多いやり方に変えられるだろうか」

今回は、長期ツアーの代わりに、11月22日にヨルダンでサンライズとサンセット2回の公演を開催し、YouTubeで世界中に無料放送される。(日本時間の11月22日13時と23時午後2時)

ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。

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