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動物の囲いにお金を投げ入れないで――生き物の体内から大量の硬貨を回収したアメリカの動物園が、来場者に呼びかけた。
ネブラスカ州オマハのヘンリー・ ドゥーリー動物園&水族館は2月16日、飼育しているワニの体内から大量の硬貨が発見されたとFacebookで伝えた。
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硬貨が見つかったのは36歳の白変種のワニ、ティボドーで、定期的に行っている健康チェックの最中に、胃の中に金属異物があるのが確認されたという。
獣医らが、翌15日に麻酔をかけたティボドーの体内にチューブを挿入して異物を除去した結果、見つかったのは70枚の硬貨だった。
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硬貨が取り除かれたティボドーは元気で、普段の居住区域に戻ったという。
獣医師のクリスティーナ・プルーグさんは「ティボドーが自らレントゲン台に乗ったため異物を発見できた」と地元テレビ局KETVに説明している。
プルーグさんは、硬貨のほとんどは来場者がワニの口に向かって投げ入れたものだろうと考えている。
動物園も「小銭は、園内にある記念硬貨販売機か、願い井戸(お金を投げ入れると願いが叶うとされる水場)に入れてください」とFacebookで呼びかけ、動物の居住区域に硬貨を投げ入れないよう注意喚起している。