コーヒーの“抽出かす”をそのまま捨てていませんか?
実はこれ、生ゴミのにおい対策として、災害発生時や日常生活で活用することができるのです。
5月30日は「ごみゼロ」の日。警視庁がツイートしました。
コーヒー抽出後の粉を……
「今日は『ご(5)み(3)ゼロ(0)』の日だそうです。そこでゴミに関連して災害発生時の生ごみのにおい対策について、ご紹介したいと思います」
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「コーヒー抽出後の粉をしっかりと乾燥させてから、生ごみに振りかけると不快な臭いを抑えてくれます。普段の生活でも使えますので、試してみてください」
警視庁災害対策課は5月30日、このようにツイートしました。
画像が添付されており、「我が家では『乾燥させたコーヒー抽出後の粉』をいつでもすぐに使えるようコップに入れ台所に置いています」とあります。
このツイートは「実家でよくやっていました!」「今日から試してみよう」と話題になったほか、「昔、本屋のカフェで灰皿に入っててなるほどな〜 って思ったの思い出した」と反応する人もいました。
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UCCも紹介
コーヒー大手のUCC上島珈琲(神戸市)も「抽出かすの活用方法」として紹介しています。
それによると、コーヒーの抽出かすはアンモニア(におい成分)の脱臭効果が優れていることが研究でわかったといいます。
なお、活用方法は次の2パターンあるそうです。
一つ目は、抽出かすの水気を切って平たい容器に入れ、トイレに置くことで消臭剤の役割を果たします。温度が上がるとカビが生える可能性があるため、1〜2日を目安に交換したほうがよいそうです。
二つ目は、抽出かすを十分に乾燥させ、目の細かい布の袋に入れることで、靴や下駄箱、冷蔵庫の消臭剤として活用できます。
皆さんも試してみてはいかがでしょうか?