ハワイに住むアラン・ロビンソンさんとウォルター・マクファーレンさんにとって、2017年のクリスマスのプレゼントは、一生忘れられないものになった。なんとお互いが、ずっと探していた家族だったのだ。
ロビンソンさんとマクファーレンさんの誕生日は15カ月違い。6年生の時に出会い、高校では同じフットボールチームでプレーした。60年に渡る親友だった。
ロビンソンさんは幼い時に養子となったため、血のつながる家族について知らなかった。
一方のマクファーレンさんは、実の父親が誰かを知らなかった。
マクファーレンさんは、数年前から父親をインターネットで探してきたが、手がかりは見つからなかった。その後、マクファーレンさんの子どもたちが「Ancetry.com」などのDNAマッチングサイトを使って、父親の家族を探しを手伝った。
DNAマッチングサイトで、マクファーレンさんのDNAに一番近い人物として名前が挙がったのが、ユーザーネーム「Robi737」さんだった。Robi737さんのX染色体が、マクファーレンさんのX染色体と一致したのだ。そのRobi737さんこそ、ロビンソンさんだった。
調べた結果、ロビンソンさんとマクファーレンさんの母親が同じ女性であることがわかった。ずっと探していた人は、実はすぐ近くにいたのだ。
12月23日、ロビンソンさんとマクファーレンさんは家族や友人と共にこの喜ばしい発見を盛大に祝った。
ロビンソンさんはハワイの地元テレビ「KHON2」に、想像もしていなかった事実に圧倒されている、と語った。
「(事実がわかった時)言葉にできないくらい圧倒されました。今でもまだ信じられない気持ちです」
「最高のクリスマスプレゼントです。まさかこんな素晴らしいプレゼントが贈られるなんて想像もしなかった」
二人は今後、もっとお互いのことをよく知り、一緒に旅をしたりして一緒に時間を過ごしたいと考えている。
<KHON2のニュース動画(英語)>
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。
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