チョコレートは噛んで食べないで。専門家が教える最もおいしい食べ方&保存法

イギリス生まれのチョコレートブランド「Galaxy」の食品科学者が、最もおいしい食べ方と保存法を教えてくれた。今までの方法は間違ってたかも...
チョコレート(イメージ画像)
Kinga Krzeminska via Getty Images
チョコレート(イメージ画像)

あなたはチョコレートを冷蔵庫で保存する派?それとも常温派?もしくは季節によって保存方法を変えてる?

イギリス生まれのチョコレートブランド「Galaxy(ギャラクシー)」の食品科学者によると、チョコレートを保存するのに最適な温度は18℃だという。つまり、夏などの暑い季節や、室温を高温に保っている家庭でなければ、常温で十分というわけだ。

しかし、78%のイギリス人はチョコレートを冷蔵庫で保存しているという。

Galaxyは、2000人の消費者を対象にチョコレートの食べ方と保存方法について調査を行い、その結果を自社の研究と比較した。その結果を見ると、私たちがチョコレートについて学ぶべきことがたくさんあるようだ。

まず、同社の食品科学者によると、チョコレートを食べるのに最適な時間は午前9時から11時だという。消費者調査では、その時間帯にチョコレートを食べているイギリス人は20%しかいない。

チョコレートを昼前に食べることにより、昼食で味覚が他の味に影響を受けるのを防ぐことができるようだ。また同じ理由で、チョコレートを食べる前に冷たい水を飲むことも推奨している。

食品科学者のナタリー・アリブランディ氏は、「チョコレートは深く複雑で優美な食品です」と話す。

「1日の早い時間に新鮮な味覚でチョコレートを食べることは、多くのイギリス人にとっては驚きの発見です。ランチ前に最高の仕事をするための、午前中の良いおやつになります」

またアリブランディ氏は、チョコレートは噛んで食べないようアドバイスする。

「口の中でチョコレートを溶かすことで、口内をココアバターでコーティングし、全てのフレーバーを体験することができるのです」

しかし、イギリス人の74%はチョコレートをこのようにゆっくり溶かさず、パクパク食べているようだ。

また、チョコレートの味を最大限に味わうには、ひとかけひとかけの間、そして次に食べるおやつとの間に時間を置いた方がいいようだ。

調査によると、約24%の人は後味を無視してすぐに次のひとかけを食べてしまうと答えた。

しかし研究によると、チョコレートには長く残る後味があるという。次のスナックに手を出すまで15分ほど待つことで、より美味しく食べることができるそうだ。

ハフポストUK版の記事を翻訳・編集しました。