【64歳以下も対象に】大規模接種センターのワクチン、6月16日午前0時から予約開始

これまでは全国の65歳以上に限定しており、予約枠が大量に残っていた。
新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターを訪れる人たち=6月7日、大阪市北区の大阪府立国際会議場
新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターを訪れる人たち=6月7日、大阪市北区の大阪府立国際会議場
時事通信社

新型コロナワクチンの大規模接種センターで、64歳以下の人も接種を受けられるようになる。6月17日から、自治体から届いた接種券を持つ18歳から64歳の人も接種の予約対象になる。予約は16日午前0時から可能だ。15日に開かれた第10回大規模接種対策本部会議での決定事項として、防衛省が発表した。 

■65歳以上に限定するも予約枠が大量に残っていた

東京と大阪の2カ所にある大規模接種センターは、5月24日から自衛隊が運営を開始した。当初は、首都圏と関西の計7都府県の65歳以上を対象としていたが、予約枠が大量に残ったことで、ワクチンの有効活用が課題となっていた。6月10日からは、対象地域を全国に拡大。14日からは自衛隊員らへの接種を始めていた。

防衛省は、両会場の6月16日〜27日の期間の接種予約状況を公表している。それによると15日午前10時時点で、東京会場では計12万件の予約枠のうち約8万7000件が残っている。大阪会場では計6万件の予約枠のうち約3万4000件が残っている。

■大規模接種センターはどこにあるの?

大規模接種センターの予約サイトと、場所はそれぞれ以下の通り。

東京センター:大手町合同庁舎3号館(東京都千代田区大手町1-3-3)

大阪センター:大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪、大阪府大阪市北区中之島5-3-51)

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