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2月6日に発生した地震で、大きな被害を被ったトルコとシリア。地震発生から1週間以上後に救出された1匹の猫と恩人の間に生まれた友情が、SNSで多くの人にシェアされた。
写真を撮影したハリル・フィダンさんによると、猫はトルコ南東部の街マルディンの消防隊によって2月14日に救出された。
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SNSで拡散した動画には、隊員の一人アリ・カカスさんの肩の上に乗って離れない猫の姿が映っている。
まるで「命の恩人から離れたくない」とでもいうように肩に乗る猫は、がれきを意味する「エンカス(Enkaz)」と名付けられた。
カカスさんは自身のInstagramに、安心したように眠るエンカスやベッドで寄り添う姿などを投稿している。
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もし飼い主が見つからないようであれば、カカスさんはエンカスを家族として迎えるという。
カカスさんのInstagramには、エンカス以外の犬や猫の世話をする写真や、大きく壊れた建物やがれきの山が映っている。
今回の地震によるトルコとシリアの死者数は4万3000人を超えており、救出作業が続いている。