この身体能力の高さ、さすが猫だ。
アメリカ・イリノイ州シカゴで5月13日、火災が起きた5階の部屋から、1匹の黒猫がジャンプした。
シカゴ消防局が投稿した動画には、猫が「ニャー」という声をあげながら落下する様子が映る。
周りからは人間の悲鳴が聞こえるものの、猫は足から着地して一跳ねした後、何事もなかったように歩き去った。
シカゴ消防局の広報のラリー・ラングフォード氏は、「建物の外で消火を見守っていた人たちが窓の端に猫がいることに気づいた」とシカゴサンタイムズに語っている。
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「猫はしばらく外を見ていましたが、数分後に窓際に近寄り、飛び降りる覚悟を決めたようでした。そしてジャンプしたんです」とラングフォード氏は説明する。
Twitterには「信じられない。100%無事だといいけれど」「狭い芝生の部分に確実に着地するなんてすごい」といった、驚きの声が多数投稿されている。
ラングフォード氏によると、猫は車の下に数分隠れた後に、建物に戻った。
火事が起きたのは5階の1部屋のみで、すぐに消火されてけが人はいなかったという。