「天空の城ラピュタ」には、幻のタイトルがあった。きょう金ローでノーカット放送へ

金曜ロードショーで、不朽の名作「天空の城ラピュタ」が放送されます。作品のトリビアを紹介します。

宮崎駿監督の名作『天空の城ラピュタ』が、8月30日の「金曜ロードSHOW!」(日テレ系)で放送される。公開から30年以上が経っても、今なお多くの人に愛される『ラピュタ』だが、実は、作品の発案時には別のタイトルが考えられていた。

2017年放送時に特設された番組公式サイトやTwitterによると、当時の仮タイトルは『少年パズー・飛行石の謎』だった。

また、サブタイトルも検討されており、「空中城の虜」「空とぶ宝島」「飛行帝国」などが挙がっていたという。

また、「パズー」という名前は宮崎監督が学生時代に考えた「船乗り」の名前で、「シータ」は数学で習った記号から思い付いたという。

「きっとぼくがラピュタを見つけてみせる」
『天空の城ラピュタ』の発案時の仮タイトルは『少年パズー・飛行石の謎』だったそうです!『空中城の虜』『空とぶ宝島』『飛行帝国』というサブタイトルも検討されたとのこと。“パズー”は、宮崎監督が学生時代に考えた船乗りの名前で、☞続く pic.twitter.com/buuHCSBaSB

— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) September 29, 2017

『沙漠の魔王』から「飛行石」の着想を得た

スタジオジブリプロデューサーの鈴木敏夫さんの対談によると、宮崎監督は、ラピュタのアイデアを小学校のときに考えたという。

着想のひとつとなったのは、福島鉄次が書いた長編絵物語『沙漠の魔王』だ。この物語に登場する「飛行石」を作品の中に取り入れたのだという。

なお、作品の舞台についてスタジオジブリの公式サイトは、イギリス・ウェールズ地方を「大いに参考にした」と書いている

【名シーン&名セリフ集】ラピュタに込められた想い
『天空の城ラピュタ』は、“アニメーション映画を取り巻く環境が変化する中で、アニメーションの原点とは何か”と宮崎監督が考える理想がこめられた作品です。アニメーションはまず子供のものであり☞続く pic.twitter.com/4JmiOSFvEN

— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) September 29, 2017

☞続き 、真に子どもの為に作られたものは、大人の鑑賞に十分耐えると信じていたのです。
宮崎監督が注ぎ込んだ熱い想いが生きているからこそ、制作から30年以上経った現在でも、変わらぬ輝きを放ち続ける“不朽の名作”と言われているのかもしれません😭😭😭 #ラピュタ最高すぎる #ラピュタ pic.twitter.com/z50F2RFLH6

— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) September 29, 2017

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