大阪市に本社がある大手ゲーム会社「カプコン」は11月16日、サイバー攻撃を受けて最大35万件の個人情報が流出した可能性があると発表した。
同社によると11月2日未明に社内システムのトラブルがあって調査したところ、身代金を要求する「ランサムウェア」による不正アクセスを受けていたことが分かった。また、「Ragnar Locker」を名乗る集団からのメッセージで身代金要求が判明し、大阪府警に通報していたという。
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■「家庭用ゲームサポート対応情報」の約13万4000件などが流出
流出した可能性があるのは、国内のお客様相談室の「家庭用ゲームサポート対応情報」の約13万4000件のほか、北米のCapcom Storeの会員情報約1万4000件など。社員や関係者の人事情報約1万4000人分も流出した可能性がある。
ネット販売等における決済は全て外部委託しているため、クレジットカード情報の流出はないとした。
カプコンは「皆様方宛にお心当たりのない郵送物が届く可能性や、不審な連絡が入る可能性がございますので、ご注意いただきますようお願い申しあげます」と呼びかけている。
■被害を受けた可能性があると思ったら?
カプコンは、日本と北米で個人情報の流出の可能性がある人に向けて、問い合わせ窓口を設置した。
日本: カプコン情報流出専用お問合わせ窓口
電話番号(フリーダイヤル):
ゲームユーザー問合わせ窓口 0120-400161
総合問合わせ窓口 0120-896680
受付時間:10:00~20:00