カリフォルニア州森林保護防火局は9月6日、ロサンゼルス東部のサンバーナーディーノ郡で発生している山火事の原因は、5日に開かれた性別発表パーティーで使われた花火付き発煙装置だったと発表した。
性別発表パーティーとは、妊娠中の赤ちゃんの性別を発表するパーティーで、ピンクもしくはブルーの煙を発生させて、赤ちゃんの性別を示す装置がよく使われる。
森林保護防火局は、サンバーナーディーノ郡の山火事がユカイパ市にあるエルドラド・ランチ・パークで開かれた性別発表パーティーで使用された装置によって始まったと確定したと伝えた。
エルドラド火災と呼ばれるこの山火事は北側に広がり、これまでに7000エーカー(約28平方キロメートル)以上が燃え、3000戸以上が避難している。
また600人以上の消防士が出動しており、6日夜の時点の消火率は5%だ。けが人は報告されていない。
森林保護防火局は、「とても乾燥した状態と、危険なほど火災を引き起こしやすい気候条件のせいで、山火事が発生しやすい状況にあります。不注意や違法な行為によって火災を発生させた責任のある人は、経済的そして刑事的な責任を負うことになります」と注意喚起している。
カリフォルニア州では現在、複数の山火事が発生している。
ギャビン・ニューサム知事は6日までに5つの郡で緊急事態宣言を出しており、その中にエルドラド火災が発生しているサンバーナーディーノ郡も含まれている。
(Twitter:エルドラド火災の様子)
性別発表パーティーで原因で大規模な山火事が発生したのは、今回が初めてではない。
2017年4月には、アリゾナ州で開かれた性別発表パーティーで男性が爆発物に火をつけ、火災が発生した。この火災では4万5000エーカー(約182平方キロメートル)が焼失し、Chinquapin.
男性は森林局の規則違反で有罪となり、5年の執行猶予と22万ドル(約2330万円)の賠償金を命じられた。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。