ジョン・マクレーンは「もう二度と登らない」と言っていたが――。映画『ダイ・ハード』から34年、ブルース・ウィリスさんがあの闘いの現場に戻った。
『ダイ・ハード』は、1988年に公開されたアメリカの大ヒットアクションだ。舞台となったのは、ロサンゼルスにある超高層ビルのフォックス・プラザで、映画では「ナカトミ・プラザ」として登場した。
ウィリスさんは、この建物でテロリスト集団と命がけの闘いを繰り広げる主役のマクレーンを演じ、作品の終盤で「もう絶対、高いビルには登らない」と口にした。
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しかし、妻のエマ・ヘミング・ウィリスさんは7月15日、ウィリスさんがあの建物の屋上に立つ姿を投稿。「ナカトミ・プラザ、34年後」とコメントした。
投稿された動画は、映画のシーンをあわせたモンタージュになっていて、映画でも使われたベートーベンの交響曲第9番がBGMに流れている。
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ウィリスさんの家族は3月、失語症のためにウィリスさんが俳優を引退すると発表した。
その投稿の中で、「ブルースはいつも『楽しみましょう』と言っていました。その言葉通り、ともに楽しみましょう」とコメントしている。
ウィリスさんは引退発表までに、いくつかの映画の撮影を終えており、まだ公開されていない作品もある。
その一つ、『パラダイス・シティ』では、1994年の『パルプ・フィクション』以来となる、ジョン・トラボルタさんとの共演を果たす。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。