ひとりひとり違う顔の形に合わせてフレームをカスタマイズできるメガネのプロジェクトがKickstarterに登場した。プロジェクトを立ち上げたのは、オランダのアムステルダムにサングラス専門店を構えるBoulton Eyewear。スマートフォンで撮影した写真から頭の3Dモデルを作成し、カスタマイズしたフレームを3Dプリンタで製造する仕組みだ。
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オーダーの方法はとても簡単で、スマートフォンで自分の顔の正面と横からの写真を撮り、5種類あるフレームの形と色、レンズの種類を選ぶだけで完了する。写真から顔の3Dモデルを生成し、選んだフレームの3Dデータを顔の形に合わせてカスタマイズしてから、SLA(光造形)方式3Dプリンタで製造するという。最終的な仕上げは手作業だ。レンズにはPolycore製の最高級品を使用しているという。
Boulton Eyewearは7月31日までKickstarterでクラウドファンディング中。記事執筆時点で、目標額の3万5000ユーロ(約470万円)に対して、6200ユーロ(83万円)超を集めている。記事執筆時点で、235ユーロ(約3万1500円)から285ユーロ(約3万8000円)でレンズ付きメガネ1本を入手できる(価格はデザインによって異なり、グラデーションレンズは20ユーロ、偏光レンズは50ユーロ、度入りレンズは75ユーロの追加料金がそれぞれ必要)。日本への発送は可能だが、送料は要問い合わせ。納期は2015年の8月以降の予定だ。
(fabcross 2015年7月10日の掲載記事「個人の顔の形に合わせてフレームをカスタマイズできるメガネ」より転載しました)