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Twitter社は日本時間3月17日、各ツイートがブックマークされた数が表示されるようになったと発表した。これはiOSアプリでスタートし、他のアプリなども対応していく。ブックマーク数は他人のアカウントか自分のアカウントかは関係なく、誰でも見ることができるという。
Twitter社のサポートチームは同日、「私たちは、ツイートを保存して後で見直すためのブックマークを愛用しています。今日からiOSでは、ツイートの詳細でブックマークされた回数を表示するようにしました」と報告。その上で「ご安心ください。ブックマークはプライベートなものなので、どのアカウントがブックマークしたかを表示することはありません」と続けている。
■「誰も望んでいない」ユーザーから不満が続出
Twitter社からの報告に対して、Twitterユーザーからは歓迎する声もある一方で、不平不満が続出している。
「誰も望んでいない」「事故ってブックマークしたユーザーが漏えいしそう」「ブックマーク数の表示とかいいから、まずは不具合を減らしな」「ブックマークは何のために生まれたんだよ!誰にも見られず完全にプライベートな状態でツイートを保存したいからだろうが!」などの声が各国から出ている。
Twitter社は、実業家のイーロン・マスクさんが2022年10月に買収して大規模なリストラを進めている。マスクさんが大量解雇したことで、7500人いた従業員は2000人未満になったと報じられている。
Twitter上では、2022年12月からツイートがタイムラインで閲覧された回数を表示しており、「Twitterの広告価値を上げるためのマスクさんの施策では?」と指摘する報道もあった。ブックマーク数の表示も同様の狙いの可能性がある。