アメリカで最も多くの人が、毎日口にしている飲み物は?
答えはコーヒー。全米コーヒー協会の最新調査で、毎日コーヒーを飲む人の割合は水を含む他のどの飲み物よりも多いことがわかりました。
アメリカでコーヒーを飲む人1人当たりの消費量は、2.8杯。それほどたくさん飲んでいるのであれば、美味しい方がいいですよね?
ロサンゼルス発のコーヒーブランド「YES PLZ Coffee」共同創業者のスミ・アリ氏が、最高の一杯を淹れるための最も簡単な方法を、ハフポストUS版のポッドキャスト「Am I Doing It Wrong?」で教えてくれました。
アリ氏によると、美味しいコーヒーを淹れるためのシンプルな秘訣は、自分で豆を挽くこと。
「可能であれば、自宅でコーヒー豆を挽くのがお勧めです。たとえ10ドルや8ドルのものでも、コーヒーミルの方が良いです」
「お金に余裕があるのなら、コーヒー道具への投資が一番いい選択肢だと思います。さまざまな道具がありますが、まずはコーヒーミルから始めてみてはいかがでしょうか」
自分で豆を挽くことの利点の一つは、自分好みにコーヒーをカスタマイズできることだそうです。
「どれだけ細かく挽くかを自分で決められます。濃くしたい場合はもう少し細かく、苦いと感じるのであれば少し粗くすれば良いのです」
さらに、香りにも大きな違いが出るといいます。
「風味がはるかに際立ちます。豆を袋に入れてハンマー叩いて潰しているのであれば、挽く前にするようにしてください」
コーヒーグラインダーを持っていない場合はどうすれば良いでしょうか。アリ氏のお勧めは、お店で豆を挽いてもらうことです。
「コーヒー豆を買ってショップやご近所の人に挽いてもらう方が、スーパーで何ヵ月も放置された粉を買うよりも良いですよ」
アリ氏によると、ダークロースト(深煎り)よりもライトロースト(浅煎り)の方が風味を楽しめるそう。他にも、ショップでバリスタに自分の好みを伝えて、プロのアドバイスをもらうのも美味しい一杯への近道だそうです。
ハフポストUS版の記事を翻訳・加筆しました。