弁当男子の最大の敵を知っていますか?地味だけど大事な話

とても地味で小さなことですが、弁当生活を続けるのに大切なことがあります。

さて、今回でこの記事は一区切りとなります。最後はとても地味で小さな、でも大事な話に触れて終わりたいと思います。

弁当生活の敵。それは洗われていない弁当箱です。衛生面の問題もさることながら、いざ詰めようとした弁当箱がまだ洗われていなかったときの心理的ハードルが問題です。

洗う事自体は3分程度のことですが、朝の3分ほど貴重なものはありません。ここはひとつ、弁当は食べたその後にきっちり洗ってしまいましょう。

家に持ち帰って洗うのももちろん手ですが、オフィスの給湯室で洗ってしまうことを私は強くおすすめします。

会社帰りに飲みに行ったりすると、帰ってから弁当を洗うという作業は後回しになってしまいがち。食べた直後が色々な意味でベストです。

ここでも大事なのは環境づくり。スポンジと洗剤はコンビニでもいいですし、スーパーで買って持ち込むのもアリです。

私は、会社の下に入っているコンビニの店長にリクエストし、スポンジと洗剤を置いてもらいました。弁当派の人は案外多く、定期的に売れているようで、今でも商品棚の一角にちゃんと並んでいます。

濡れたお弁当箱をどうするかはちょっとした問題です。私は弁当包みの上に並べ、デスクファンの前に昼休み中置いておき乾かしています。

シンガポールのときは弁当派が多かったので、100円ショップ(ちなみにシンガポールでは2ドルショップ)で洗いカゴを買って職場に寄付しました。もちろん布巾を購入して拭ければそれもアリですが、布巾のメンテが手間なので私は自然乾燥派になりました。

私の会社は建設業なので、まだまだ女性比率の高くない職場です。給湯室で弁当箱を洗っていると、当初はよく珍しがられました。そのうえ、「愛妻弁当、いいですねー」と言われたときに「いえ、私が作ってるんですよ。二人分」とサラリと返せるこの快感!

ちょっとしたことですが、こうしたことも意外と嬉しいもの。弁当を続けるモチベーションに繋がったことは間違いありません。

継続は力なり。弁当は習慣化するということ、大ごとにしないということが最大のポイントだと考えます。いかに小さいアクションでサラリとこなすか。レシピ以外のこんなところに注目できればと思い、6回にわたって書いてみました。皆様のご参考になれば幸いです。

<弁当男子・連載一覧>

<弁当男子・連載一覧>

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