トラック助手席でナッツを食べていたクマ。その姿があまりにも人間のようだった【動画】

ナッツをむしゃむしゃ……親近感を感じます
Facebook / American Plate Glass

「中に人間が入っているのかと思いました」

アメリカ・ニューハンプシャー州で、1匹のクマがトラックの助手席に乗り込み、人間のように従業員のナッツを食べる姿が捉えられた。

同州クレアモントのガラス店「アメリカン・プレート・ガラス」は6月14日、「今日の午後、スナピーの仕事場で新たな従業員を雇用しました」というコメントと動画をFacebookに投稿した。

動画に映っていたのは、助手席の窓から顔と腕を出しながら、ナッツをむしゃむしゃと食べるクマだ。

「前の座席にあったチャーリーのナッツを食べてるよ」「窓から入ったんだろう」という、従業員らのやりとりも記録されている。

従業員の一人ジョーイ・カーターさんは、仕事を終えてトラックに戻ったら車内にクロクマがいたと地元テレビ局NECNの取材で説明した。

「駆け寄ると、クマがナッツを食べていました」「クマはそこに5〜10分ほど座っていた後、私の保冷バッグを掴みました」

どうやらこのクマは、保冷バックに入れていた食べ物の匂いを嗅ぎつけて、車に乗り込んだようだ。

ガラス店オーナーのミランダ・スターク・スコットさんは、クマがあまりにも人間のように座っていたのでコスチュームをきた人間かと思った、とNECNに話している。

クマは従業員の一人が屋根に乗って脅かすと、近くの木立に逃げていった。スコットさんは木の下で休むクマの写真をFacebookに投稿し、「ランチ後の休憩中」とコメントしている。

この一件で車などへの被害はなく、奪われたのはナッツだけだったという。ただ、このクマが今後従業員としてトラックに乗ることはなさそうだ。

アメリカン・プレート・ガラスは「クマのバリーは残念ながら解雇されました。解雇理由は、窃盗行為、制服を着用しないでの勤務、ガラス業界でのベアフット(裸足)です」とFacebookでコメントしている。

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