BBCのサッカー中継中にポルノの音声が流れるハプニングが発生し、同局はその後謝罪した。
音声はイタズラによるもので、何者かがスタジオに隠していた携帯電話から流れたと見られている。
どうして起きた…?
ハプニングは、現地時間1月17日に行われたFAカップ・ウォルヴァーハンプトンvsリヴァプールの試合前の中継で起きた。
試合の解説をしていた元イングランド代表のゲーリー・リネカー氏は、突然流れ出した大きな音に驚いた様子を見せ、笑いを堪えながら「どなたかが、誰かの携帯に何かを送ってきたようです」「皆さんのご自宅でも聞こえたかどうかわかりませんが」とコメントした。
さらに、試合開始から数分後には、携帯電話の写真をTwitterに投稿して「これがセットの後ろにテープで貼られているのを発見しました」「非常に面白い妨害工作です😂😂😂」と絵文字混じりに伝えている。
一方、BBCにとっては面白い出来事ではなかったようだ。
「今夜のサッカー中継で気分を害した視聴者の皆さんにお詫びを申し上げます。発生の経緯について調査中です」と声明で謝罪した。
リネカー氏は音声が流れた当初、スタジオにいた別の解説者の携帯電話にかかってきた動画だと思ったという。しかし、他の人の声が聞こえないくらいの大音量だったのでイタズラだと気づいた、とBBCに振り返っている。
このハプニングは、SNSでも拡散した。また「Jarvo69」と名乗るユーチューバーのダニエル・ジャービス氏が、自分がイタズラを仕掛けた、と主張する動画を、YoutubeやTwitterに投稿している。
ジャービス氏は、2021年9月に行われたイングランドとインドのクリケットの試合で競技場に乱入して選手に衝突した後、イングランドとウェールズで開催される全スポーツイベントへの参加が2年間禁止されている。