「アベンジャーズ/エンドゲーム」が映画史上初の記録 世界興行収入、5日で1100億円突破

中国での公開が大きな要因か、世界チケット販売の大部分を中国が占める。
©Marvel Studios 2019

米マーベル・スタジオの映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」の世界興行収入が公開からわずか5日で10億ドルを突破。映画史上初めての記録だ。

これまでの記録は「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」で、11日間で世界興行収入が10億ドル(約1116億円)を突破。エンドゲームは半分以下の日数でその額を突破した驚異的な作品だと言えるだろう。

エンドゲームの公開から最初の週末までの世界興行収入は12億ドル(約1340億円)で、こちらもこれまではトップだったインフィニティ・ウォーの記録を突破した。米国内でのオープニングの週の興行収入も3億5000万ドルで、新記録となっている。

それもそのはず、エンドゲームには、ロバート・ダウニー・Jr、クリス・エヴァンス、マーク・ラファロ、クリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソン、ブリー・ラーソン、ジェレミー・レナー、ドン・チードル、ポール・ラッド、カレン・ギラン、ダナイ・グリラ、チャドウィック・ボーズマン、ブラッドリー・クーパー、ジョシュ・ブローリンらが出演している。

合計すると 「マーベル・シネマティック・ユニバース」 の22本の映画の興行収入は199億ドルに達し、 「アベンジャーズ」 の4本の映画の興行収入は62億ドル近くに達している。

TechCrunchのライターであるJonathan Shieberは、エンドゲームの世界興行収入が爆発的に伸びた「最大のポイントの1つ」は、「中国で公開されたことだ」と綴っている。

「3億3050万ドルの大当たりで、この映画は中国の映画興行収入第1位となり、世界のチケット販売の大部分を占めた」(Shieber)。

(本稿は米国版TechCrunchの記事を翻訳・編集したものです)

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