4月23日に投開票された統一地方選の後半戦で、史上最年少の市長誕生が決まった。兵庫県芦屋市の市長選挙で、無所属新人の高島崚輔(たかしま・りょうすけ)さんが当選した。
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■学生時代に「ノートの神様」と雑誌で取り上げられたことも
高島さんは1997年2月生まれで、大阪府箕面市の出身。読売新聞によると東京大学を4カ月で退学し、アメリカのハーバード大学を卒業した。2016年からは学生の海外留学を支援するNPO法人「留学フェローシップ」の理事長を務めている。
神戸新聞によると、神戸市の灘中学・高校に在籍中、授業ノートがあまりにきれいで分かりやすいことから、「高島くんのノートが頼り」と、テスト期間が近づくと取り合いになった。有名私立に通う生徒のノートを特集した雑誌にも「ノートの神様」と取り上げられたという。
■芦屋市を「世界で一番住み続けたい」街に
公式サイトで高島さんは、立候補を決意した背景を説明する中で、「(芦屋市では)この4年で社会を支える若い世代は減少し、コロナ禍やデジタル化といった社会の急激な変化に対応できず、場当たり的な対応を繰り返してきました」と、これまでの市政を批判した。
その上で「市民のみなさんと市役所の真ん中に立って、芦屋の魅力を最大限に引き出していく新しいリーダーになる」と訴えていた。
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4月23日に当確が報じられた直後には「この芦屋市を世界で一番住み続けたい、そんな街にしていきたい」「もし『高島、これは違うぞ』と思った時も是非、声を届けていただきたい」と公式Twitterに抱負を投稿していた。