隅田川のたもとに鎮座する、雲のような形をした金色の変わったオブジェ。東京・浅草を訪れた人なら見覚えがあると思います。
このオブジェは、東京・墨田区の飲料メーカー「アサヒグループホールディングス」本社ビル隣にある「アサヒグループホール棟(スーパードライホール)」の屋上にあるもの。1989年、アサヒビール創業100周年を記念し、同ホールと共に建設されました。
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フランスの著名なデザイナー、フィリップ・スタルクさんが燃え盛る炎をデザインしたもので、正式名称は「フラムドール(フランス語で金の炎)」。全長は44メートル、重さは360トンにもなります。
その個性的な形から、巷では「金のうんこ」の愛称でも知られる、浅草のランドマークの一つです。
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これは一体どういうことなのか。ハフポスト日本版はアサヒビールに取材しました。
同社の担当者によると、オブジェは現在、色の塗替え工事中だそうです。ただ、「塗替え」といっても別の色にするわけではなく、「日に焼けたりなど、老朽化した部分を塗り直す作業」とのこと。
オブジェのお色直しは2005年以来2回目で、工事完了は12月上旬を予定しているそうです。
ピッカピカになった「フラムドール」がいまから待ち遠しいですね。