漫画『青のフラッグ』完結 同性愛含めさまざまな“純愛”描いた話題作
漫画『青のフラッグ』(作者:KAITO)が8日、漫画アプリ『少年ジャンプ+』(集英社)で最終回を迎えた。
同作は、人生の岐路に立つ高3の春に主人公・一ノ瀬太一が、なぜか苦手と感じる空勢二葉、幼なじみでリア充な親友・三田桃真2人と同じクラスになる。人生に悩み、恋に悩み、青春に染まりゆく3人の新たな“純”愛の形を描いた青春ストーリー。
同アプリで2017年2月より連載がスタートし、3人の“友情”と“愛情”の絡み合う三角関係、周りの人間関係、二葉の親友で彼女を恋愛対象として見ている女の子・真澄や、太一を恋愛対象として見ている桃真と“同性愛”も描くなど、さまざまな恋愛の形が話題を呼び、『第3回次にくるマンガ大賞』WEBマンガ部門にノミネートされ、3位を獲得した。
最終回では、あるキャラクターの結婚式を舞台に、大人になった彼らの姿が描かれており、彼らが出した“愛”の形を見ることができる。
衝撃的な最終回にネット上では「賛否分かれるであろうエンドだが…価値観の選択はこちら側に渡されてるんだよなぁ」「誰がどの性であってどの性を愛したか、彼がどの性なのかという話ではなくて、彼らが彼らなりに素晴らしいと思った人をどのように選び決断したかという話をすべきだ」「青のフラッグの感想見てると、自分の恋愛観押し付けてる人間が大量にいて悲しくなってきた。愛情と性欲が別の人もいれば、両方求める人間もいるのに自分の価値観で相手の決断に対して『ありえない』とか『キモい』とか平気で書き込む無神経さに引いた」「コメント見たけど色んな意見あるなー、私はみんなが幸せならいいや」「モヤモヤする最後…、けど考えさせられた漫画でした」と、“いろんな愛の形”に対していろんな意見が出ており、ツイッターでトレンド入りしている。
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