9月に入り、多くの学校で新学期が始まった。
夏休み明けの9月1日には、子供の自殺が1番多いとされ、日本では近年この時期になると自殺防止のメッセージが多く打ち出されている。
アメリカの学校では、夏休み明けの9月が一般的に新学年のスタートとなっているが、「自殺防止」よりも、「いじめ防止」のメッセージが多く見られるようになる。
「...もし誰かが、友達を作るのに苦労していたり、いじめられているのを見たら、勇気を出して。廊下で声をかけたり、笑いかけてあげて」
この9月に、多く拡散されているそんなメッセージの1つがこちら。
アメリカのYahoo Lifestyleによると、元は総合格闘家の、ジョー・シリング選手が投稿したもので、そこから広く拡散されたという。
読んでください。
これから学校生活を再開するみんなに、特別なお願いがあります。
もし誰かが、あまり友達がいなかったり、シャイだったり、「かわいくない」とか、洋服が「ダサい」などの理由で、友達を作るのに苦労しているのを見かけたら、ぜひ勇気を出して。
廊下ですれ違った時に挨拶をしたり、少なくとも微笑んであげてほしい。
彼らが学校の外で、どんな状況に面しているのか、君たちは知らない。
君の優しさが、その子の人生で大きな意味を持つかもしれないよ。
もし共感してくれたら、再投稿してね。
このInstagram投稿は、俳優のクリス・プラットを始め、多くのアスリートや著名人にシェアされており、プラットの投稿には100万以上の「いいね」が付いている。
アメリカでもいじめは大きな問題となっており、政府のいじめ防止サイトStopBullyin.Govによると、アメリカの生徒3〜4人に1人は、学校でいじめを経験しているという。
もし自分や、周りの誰かがいじめに悩んでいたら...
以下のサイトに、複数の相談窓口が掲載されています。
厚生労働省:電話相談窓口