ジョジョ作者・荒木飛呂彦氏が還暦、ファン驚きの声 本人は“不老不死説”否定で老い実感も
大人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の作者・荒木飛呂彦氏が7日、60歳の誕生日を迎えた。年を重ねるごとに若々しくなっているように見えることから、作品内容にちなみファンの間で「不老不死説」「波紋使い説」「吸血鬼説」と言われているが、きょう還暦を迎えてネット上では「60歳ってまじかよ…、ビビった。若く見えるよなー」「まじでこの人は波紋使いだと思う」「私達とは歳の取り方が違うんだよ」「60には到底見えない…」「もはや究極生命体」「先生自体が奇妙…。還暦は信じないぞ」など驚きの声があがっている。しかし、過去の取材で荒木氏は老いを実感していることを語っていた。
『ジョジョの奇妙な冒険』は、ジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーという2人の少年の出会いから始まるジョースター家の血縁と因縁にまつわる大河作品で、部ごとに主人公が変わっていく独特の手法で描かれている。第1部・第2部では「石仮面」と呼ばれるものを被ると不老の吸血鬼となり、「波紋」という特別な呼吸法を取得することで、“若さを保つ”ことができる設定となっている。
それにちなみ、ファンの間では荒木氏の顔が実年齢と比べて「若く見える」と以前から話題になっており、見た目が変わらないことから「波紋法を習得しているから若い」「不老不死だ」などの疑惑が長年ネタになっている。
若さの秘訣について荒木氏は、2018年6月に都内で開催された『荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋』会見で「周りから『若さの秘訣は?』と聞かれて、その場のノリで『東京都の水道水で洗っている』と答えたりしますが、絶対、歳を取っていますよ!」と不老不死説を否定しつつ「普段の生活はちゃんと休む。遊びたいですよね。週8日で働くなんてことはしてないですよ! どこかに行きたいので。若さの秘訣を改めて考えると、う~ん、DNAですかね」とニヤリ。
周りから「若い」と呼ばれているが、最近は、老いを感じることもあるそうで「日々、つらい時もあります。足腰が固いですね。毎日筋肉痛で、漫画を描くと筋肉痛。若いころは全くなかったです」と振り返り「今回の原画展で展示する2メートルの大型原画を描く時、腕を伸ばして描くのですが、筋肉痛でした」と苦労して描いたことを告白していた。
荒木氏の若さについては、漫画『暗殺教室』の作者・松井優征氏も『「暗殺教室」公式キャラクターブック 名簿の時間』で、対面した時の第一印象を漫画で伝えており「やっぱり肌年齢おかしい」とし「ファンの方ならご存知と思いますが…荒木先生25年前から全く容姿が変わっていません」「かぶったのか かぶってないのか? ここだけの話確実です かぶっておられます」と若々しい容姿に驚いたことを明かしている。
そして、きょう7日に荒木氏が還暦を迎えて、ツイッター上ではファンから「ホントあの若さにはビックリだよね、荒木先生還暦おめでとうございます」「正直30代と言われても違和感ないです」「顔の若さに痺れる、憧れるぅ!」などの声があがり、トレンドトップ10入りするほど盛り上がった。(※7日午前2時に6位確認)
関連記事