父娘の仲の良さが知られてる、コメディアンで俳優のエイミー・シューマー。
シューマーのSNSには、父のゴードンさんが何度も登場している。最近も、ゴードンさんが新型コロナウイルス陰性だったことを報告する動画をInstagramに投稿した。
しかしシューマーが6月21日の父の日に投稿したのは、父親ではなく母親の写真だった。
その理由を、シューマーは次のように綴る。
「父親の役割も母親の役割も果たしているシングルマザーのみなさんにとって、父の日が素晴らしい1日となりますように」
「私は父が大好きです。だけど母が全てをやってくれました。お母さん、愛しています。お父さんにはこの投稿のことは内緒ね。お父さんはインスタグラムやってないから」
自分の母や一人で子育てする母親たちへの感謝を伝えるシューマーのメッセージに、「私の母も一人で4人の子供を育ててくれました」といった、感謝を示すコメントが投稿されている。
また、シングルマザーと思われる人からも「ありがとうエイミー。私は一人で全部やってます。気づいてくれる人は、あまりいないのだけれど」というコメントが寄せられている。
■自分が親になって、わだかまりが解けた
SNSを通して、両親に定期的に愛を伝えているシューマーだが、親との関係が必ずしも良好ではなかったと著書「The Girl with the Lower Back Tattoo」で明かしている。
シューマーの父親はアルコール依存症や多発性硬化症を抱えていた。母親はシューマーが13歳の時、夫の親友と恋に落ちてシューマーの父親と別れた。
シューマーは30歳の時に、浮気やそれを自分にサポートさせたことに対する怒りを母親にぶつけ、その後は適切な距離を取るようにしていたという。
そんな気持ちが変わったのは、2019年に子どもが生まれて自分自身が母親になったのがきっかけだった、とシューマーは情報番組「ET」に語っている。
「母に対して、優しくなれるようになりました」
「こんな風に誰かのことを愛せるようになるなんて、今まで知らなかった」
父の日に母親への感謝を伝えたシューマーだが、父親たちへの感謝も忘れてはいない。
Instagramにはもう一枚、我が子の父である夫のクリス・フィッシャーさんの写真を投稿して感謝と愛を伝えた。