先日、娘の誕生日でした。
何か特別なプレゼントをあげられないか思案していると、ある人の言葉を思い出しました。ある人とは、ALSに罹患した母親のもとで育った女性で、「母が誕生日に手紙をくれた。今でも大切に持ってる」と仰っていました。
確かに口文字だけでは、伝えることが難しい思いもあるので、改めて手紙を書くことにしました。しかし、私は自分の字を書くことが出来ないので、文字だと私らしさがいまいち残せません。
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そこで、講演で使っている音声合成ソフトで、手紙を私の声にそっくりな合成音の音声データに変換して、CDに焼いてラッピングしました。それが冒頭の写真です。私にしか作れない、ボイスレターです!いいでしょ(笑)
ちなみに二枚あるのは、自分の分が無いと絶対すねる弟くんの分も作ったからです(笑)
ある人はこうも仰いました。「母は声を残せなかったので、私は母の声がわからない。恩田さんには、残せた声を大切にして欲しい」
現代のテクノロジーのおかげで、世界に一つの贈り物が出来ました!
『これから先もずっと大好き!」
と自分の声で伝えました。
株式会社まんまる笑店
代表取締役社長
恩田聖敬
onda0510@icloud.com(直通)
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恩田聖敬が社長を務める
株式会社まんまる笑店ホームページ
(2017年11月13日「片道切符社長のその後の目的地は?ALSと共に生きる恩田聖敬のブログ」より転載)