利用者数が増えている民泊。魅力のひとつは、なんといっても部屋の個性ではないでしょうか。
ずっと憧れていたツリーハウスやお城にも泊まると夢も、民泊でかなうかもしれません。
民泊仲介サイト「Airbnb」が、2017年に各国で一番人気だった部屋を発表しました。ゲストから「お気に入り」に登録されたお部屋の世界各国のトップをまとめたものです。
日本で選ばれたのは、東京にある古い木造家屋。
―日本 / 古き良き日本の伝統家屋(東京)
1948年に建てられた古民家をリノベーションしたそうです。色々な言語でレビューが書き込まれていて、日本を訪れた世界各国の人たちが泊まっていったんだなあ、とわかります。
―アメリカ/ こんな街中にツリーハウス(アトランタ)
アメリカで一番人気だったのは、ジョージア州アトランタにあるツリーハウスでした。自然に囲まれているのに、街の中心から数分の場所にあるそうです。
―ドイツ / アフガニスタンの遊牧民に古来伝わるゲル(ニュルンベルク)
これは、アフガニスタンなどで暮らす遊牧民族が使う移動式テント「ゲル」。ドイツ・ニュルンベルクにある家の庭に建っており、TVも水道もないそうです。
ドイツなのに遊牧民族のテント?という不思議感はあるけれど、非日常的な感じがいいのかもしれませんね。
―スウェーデン / 群島アーキペラーゴのコテージ(ストックホルム)
このスウェーデンにあるコテージも、水洗トイレも室内シャワーもないそうです。魅力は「都会の喧噪からは慣れて、自然を楽しめること」とオーナーさんは説明しています。
―タイ / シーロムのデザイナーロフト(バンコク)
こちらはバンコクにある、デザイナーロフト。都会的でおしゃれな部屋だと思ったら、オーナーさんはアートギャラリーのディレクターをしているそうです。
Airbnbの広報担当者によると、同社に登録されている部屋は、スタンダードな都会のアパートよりも、これまでにないようなユニークな宿泊先が予約数を伸ばしています。
「ゲストが快適さだけでなく、素朴さやユニークさを宿泊先を求めるようになっていることが要因だと分析しています」
Airbnbがまとめた、各国の「お気に入り」登録トップはこちらから。賑やかな場所がいい、自然の中で過ごしたい、普段とは違う体験がしたいという時、民泊を選択肢にいれるのもいいかもしれませんね。