AirbnbのCEOであるBrian Chesky(ブライアン・チェスキー)氏は11月2日、Airbnbのサービスを使ってレンタルされた米国カリフォルニアの住宅で催されたハロウィンパーティーで5人が殺害された事件を受け、「パーティーハウス」を禁止してホストとゲストを守るためにさらなる策を講じると発表した。
チェスキー氏が11月2日に一連のツイートを通じて明らかにした。「カリフォルニア・オリンダで木曜夜に起こった事件はおぞましい」と書き込んだ。「この悲劇の影響を受けた家族や近所の人の心中を察する。Airbnbは彼らのサポートに動いている」。
そして同氏は、パーティーハウスは禁止し、認められていないパーティーの取り締まりをさらに強化していると述べた。
チェスキー氏は安全性を高めるための他の対策も明らかにした。Airbnbのリスク感知テクノロジーで引っかかった高リスク予約のマニュアル検査の拡大や、パーティーハウスに迅速に対応する専門チームの設置などだ。
AirbnbエグゼクティブチームのMargaret Richardson(マーガレット・リチャードソン)氏が「これらの新しい策を可能な限り早く導入するためレビュープロセスを加速させる」とも加えた。
「パーティーは大邸宅でのパーティーとしてソーシャルメディア上で宣伝されたとコントラコスタ郡の警察が語った」とSan Francisco Chronicle は報じた。警察は騒音の苦情を受けて10月31日にその邸宅に向かった。銃撃が始まった午後10時50分ごろのことだ。その場で数人が死亡し、金曜夜に5人目が亡くなった。
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(翻訳:Mizoguchi)
2019年11月4日TechCrunch Japan「Airbnbがハロウィン5人殺害事件を受け「パーティーハウス」を禁止」より転載
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