「日本で働いていても、いつも世界と繋がっている」
日々、業務の中でグローバル拠点とつながり、世界のビジネスを最前線で見ているアクセンチュアのメンバー。その中には、さまざまな国籍や文化的背景を持つメンバーが数多く在籍しています。日系企業から、アクセンチュアに転職したメンバー。日本の大学を卒業し、アクセンチュアに入社したメンバー。海外で働いていて、アクセンチュア入社と同時に日本にやってきたメンバー...。
バックグラウンドは、十人十色。同社では、その「違い」がカルチャーになっています。
世界50カ国、200都市以上に拠点を持ち、テクノロジーの力を活用して未来を実現する、世界最大級の総合コンサルティング企業アクセンチュア。その日本オフィスにも、グローバル人材がどんどん増えています。
さまざまなバックグラウンドを持つ外国出身のメンバーが、日本人メンバーと、そして世界各地のグローバル拠点のメンバーたちとともにプロジェクトを遂行しています。
文字通り「ダイバーシティ」な職場には、働く中で日々世界とつながり、グローバル感覚が磨かれていく環境があります。
その背景には、どのようなカルチャー、フォロー体制があるのか? 3人の外国出身メンバーに、アクセンチュア ジャパンで働く中での気づきや変化を聞きました。
Yang Meng(ヤン・メン)さん:中国出身、日系シンクタンクから2008年に中途入社。金融サービス本部に所属し、2021年12月にマネジング・ディレクターに昇進。
Nguyen Long (グエン・ロン)さん:ベトナム出身、前職でアクセンチュアと仕事をしたことがきっかけで転職を希望し、2013年に中途入社。現在はものづくりのデジタル変革を支援するインダストリーX本部に所属するマネジャー。
Kim Seowoo(キム・ソウ)さん:韓国出身で、日本の大学を卒業後2017年に新卒入社、2021年12月にマネジャー昇進。製造・流通業向けのコンサルティングを経験した後、現在はビジネス コンサルティング本部で金融系企業を担当。
「言語」への不安、どう払拭する?
── アクセンチュアを知ったきっかけは何でしたか?
Yangさん(以下、Yang) もともと日系企業に勤めていましたが、自分自身の成長のために、次はグローバルな環境で働きたいなと思って転職先を探していました。アクセンチュアは、世界的にビジネス成長を続けている企業だと感じていたし、グローバル人材が多いことも後押しになり、入社を決めました。
Kimさん(以下、Kim) 大学の先輩に、同じ韓国出身でアクセンチュアに入社した方がいたので、話を聞いていました。会社のカルチャーや業務内容を聞いて「良いな」と思っていて、新卒でアクセンチュアを受けました。
Longさん(以下、Long) 私は前職で、2010年にアクセンチュアと仕事をしていたんです。メンバーもスキルも素晴らしくて、いつか転職したいなと思っていました。2013年にアクセンチュアのベトナムオフィスに転職しました。
その後ベトナムで別のIT企業に転職したのですが、ある時、出張で東京に来た時に、街、人、文化に魅了されて、アクセンチュアの日本オフィスに転職することにしました。アクセンチュアは世界のトップ企業をお客様としていて、グローバルに展開しているというのも大きな決め手でした。
── 入社時に不安だったことはありましたか?
Kim 日常会話に不自由はありませんでしたが、ビジネス日本語を使った社外とのコミュニケーションが不安でした。日々お客様とやり取りする中で、信頼ある立ち居振る舞い、正しい敬語の使い方ができるかな...と。
入社後、新人研修が数週間ほどあり、基本的なビジネスマナーや、お客様とのやりとりを想定したワークショップもあったので、しっかり準備をした上でプロジェクトに参加することができました。外国出身の先輩、同期との交流会で相談することもできたので、不安は徐々に払拭されました。
Long 私も一番心配だったのは、日本語です。前職でのコミュニケーションは英語のみ。日本語はまだまだ勉強中です。
今は、会社が提供しているプログラムを利用して、毎週1時間、オンラインでレッスンを受けています。他にも、社内のLanguage Buddyプログラム(※1)を活用して毎週30分〜1時間ほど、日本人の同僚と、業務やプライベートのことを日本語で話す時間を作っています。
Yang 管理職になり、外国出身メンバーへの採用面談で話を聞いていると、やはり不安の要素は「言葉」が一番大きいなと感じます。
言葉は話せば話すほど上達するので、「心配いらないよ!」と伝えています。日本語での資料作りも同じ。経験を積むうちに、自然と自信になっていきます。
良い意味で、アクセンチュアは日本人とか外国人とか、国籍なんて関係ないんです。その人のスキルで評価するカルチャーなので、多様性が当たり前になってるんだなと感じます。
世界200都市以上の拠点、その「つながり」を強みに
── 入社してから、どんな変化がありましたか?
Kim 「日本語」ですね。入社後すぐにお客様と直接コミュニケーションする場面があり、当初は準備にすごく時間がかかっていたので負担もありました。4年経った今は、週に2本、私が日本語でファシリテーターを務めるミーティングがあります。しっかり準備して臨む、という点は変わらないけれど、ビジネスの場でどんな日本語を話さなければいけないか理解しているので、自信を持って話すことができます。
もちろん、最初は失敗もたくさんありましたが、サポートしてくれる仲間が周りにいて、どうすれば良かったのか教えてくれました。“黒歴史”になるのではなく、前向きになれる失敗だったなと思っています。
Long 私は、「働き方」が大きく変化しました。
日本とベトナムでは、仕事のスピードが大きく違います。日本では、お客様に求められるスピードが早いので、それに応えるスキルが必要です。さらに、日本でのプロジェクトは、お客様が抱える課題のコンサルティングから、解決策を提供する実行領域まで一貫して対応するため、求められるスキルも幅広いんです。
グローバル拠点のノウハウも借りながら日々勉強の連続です。
── グローバル拠点とコミュニケーションの機会はありますか?
Long 私はIT領域を担当しているので、ほとんどの場合、グローバルチーム、特にインドのメンバーと一緒に仕事をしています。インドの拠点は事例が多く経験豊富なので、普段からシステム開発では彼らの力を借りています。プロジェクトによってはフランスやイギリスのオフィスのメンバーと仕事をすることもあります。
Yang お客様がグローバル企業だと、その拠点のアクセンチュアメンバーがサポートに入ってくれることもあります。今はロンドンのメンバーと一緒にプロジェクトを進めていて、お客様の情報をいち早く伝えてくれるのでとても助かっています。そういう点は、これからの時代、さらなる強みになるんじゃないかなと。
「なぜグローバルで働くのか」その答えは...
── アクセンチュアに外国出身メンバーが集まるワケは、何だと思いますか?
Yang やはり「グローバル度」が高いからではないでしょうか。日頃からグローバル拠点のメンバーとやりとりがありますし、コロナ禍で海外研修がオンラインになったので、以前より気軽に参加できるようになりました。リアルで会えないのは寂しいけれど、世界がぐっと近づいた感じがします。
海外とのオンライン会議やチャットが日常的になっていますが、アクセンチュアはこうしたツールの導入がすごく速いんです。グローバル企業だからこそ、スピード感あるコミュニケーションを重視しているのだと思います。
Long 私は基本的にグローバルプロジェクトを担当しているので、日本で働いていても、いつも世界と繋がっている感覚です。
日本にも海外拠点にも才能豊かなメンバーがたくさんいて、テクノロジーでお客様の課題解決のために何ができるのか、アイデアを出し合っています。そうして、さまざまな意思決定をすぐにできるのがアクセンチュアの強みだと思います。
Kim アクセンチュアで働く中で、「なぜグローバルな環境で働きたいのか?」という理由を見つけられたような気がしています。新卒の頃は、韓国出身でトリリンガルだから、という単純な理由でした。専門知識がついてきた今は、自分のスキルをもっと磨くために、海外拠点と仕事をしたいと思っています。
アクセンチュアには、キャリアズ・マーケットプレイス(※2)という社内の異動システムがあり、こちらを利用すると、国内外問わず、募集中のポジションに応募することもできます。キャリアの選択肢も、働く場所の選択肢も広く持つことができるのも、アクセンチュアの魅力ですね。
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アクセンチュアには、外国出身メンバーがどんどん増えています。そのバックグラウンドもさまざま。日本滞在歴が長く、日本語を得意とするメンバーもいれば、滞在歴が浅く、まだまだ日本語勉強中というメンバーも。
その「違い」すら、強みとして生かせるカルチャーがあります。
出身地、国籍に関係なく、学び、成長できる環境で、新たなキャリアにチャレンジしてみませんか?
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