1962年にミュージカル映画「ウエスト・サイド・ストーリー」でアカデミー助演女優賞を受賞した俳優、歌手、ダンサーのリタ・モレノ。
56年後の2018年アカデミー賞授賞式にプレゼンターとして、同じドレスで登場して注目を集めた。
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「映画界のレジェンド、リタ・モレノが、1962年アカデミー賞授賞式と同じドレスで参加」
エンターテイメントチャンネルE!のインタビューでモレノは、ドレスはフィリピンで作られたと明かした。
「これ、オビでできているんですよ。オビっていうのは日本の女性がきものを着る時に腰に巻くものです。普通は何重にも巻いて使うものなんですけれど、これは一枚のドレスになっています」
また、「長い年月が経っているのに素晴らしい状態を保っていますね」と言われると「私も驚いたんですよ。もう変色しているものだとと思っていたから。ずっとクローゼットにかけてあったんです」と答えた。
<インタビュー動画(英語)>
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1962年当時の写真と比べてみると、ドレスはネックラインがリメイクされている。
大きく開いた肩に美しいネックレスをあわせたスタイルは、現在86歳のモレノによく似合っている。
1962年に助演女優賞を受賞したとき、モレノのスピーチは15秒と他の受賞者に比べて短かった。その理由をE!にこう説明した。
「受賞するなんて思っていなかったんです。『ニュールンベルグ裁判』のジュディ・ガーランドが受賞すると思っていた。彼女はとても印象的な役を演じていましたから」
「だからこう言ったんです。『フィリピンのマニラにいたんですけれど、念のために一応飛んできたんです』って。このドレスは、マニラで作られたものです」