東京都・千代田区の「アーツ千代田 3331」で3月19日から、新進気鋭の現代アート作家が多数参加する『3331 ART FAIR』が一般公開される。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、展示スペースなどを縮小。入場は時間指定の予約制とし、人数を制限した状態で公開となる。
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3月21日に開催される、アーティストのスプツニ子!さんと、ハフポスト日本版の竹下隆一郎編集長の対談イベントもオンラインでの開催となる。
グループ展形式で展示される1階のメインギャラリーには、「自死」や「慰霊」をテーマに創作を続ける弓指寛治さんの作品も出展される。
「トランスフォーム」というタイトルの作品は、2011年4月に栃木県鹿沼市でクレーン車が集団登校中の小学生の列に突っ込み、児童6人が死亡した事故を題材とした作品群の一つ。
遺族への丁寧な取材を通し、変形ロボット「トランスフォーマー」が大好きだったという少年が自宅の駐車場に駐められた自家用車の隣に還ってくるという空想を描いた。
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この他にも、女性や神話をベースとした作品で世界的に活躍するやなぎみわさんら日本を代表するアーティストの作品も展示・販売される。
【開催概要】
会期(一般公開):2020年3月19日(木)〜22日(日)
時間:3月19日(木)〜3月21日(土)12:00 – 19:00
3月22日(日)12:00 – 18:30
*最終入場は閉場30分前まで
料金:一般は1500円
*予約方法など詳細は、公式サイト(https://artfair.3331.jp/about/)をご確認ください。