23歳の若者が1億円規模の地方創生ファンド設立。地方創生に必要なのは、お金から逃げないこと。

ちゃんとお金と向き合いましょう。
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先日、こちらのプレスリリースでお知らせしましたように地方創生に特化した投資ファンド「NagomiShareFund」を設立しました。

本記事では設立に至った想いを書かせていただければと思います。

まずは軽く筆者の自己紹介を。

僕は和歌山県に生まれ、18歳で起業しました。地域の商品作りやプロモーションやイベントを企画しています。現在、23歳です。約5年間地域の仕事に関わってきました。

「地方創生に必要なのは、お金から逃げないこと。」

かつての僕は、お金から逃げていました。

とにかく面白いものを作ろう。誰かの役に立つことをしようと思っていました。

それは、「間違い」ではないでしょう。

しかし、「それだけ」ではダメです。

ちゃんとお金と向き合いましょう。

大好きな仕事を続けるために。広げるために。

「地方にはロールモデルと支援する仕組みが少ない。」

僕自身がそうだったように、地方の起業は都会に比べて「圧倒的に不利」という現体験があります。

都会に比べて、地方はチャンスと情報に格差があります。

起業を支援してくれるプログラムも、ロールモデルも少ないです。

学生時代にプロジェクトを立ち上げ、地域を盛り上げようとする同世代が、就職のタイミングで都会に出ていく姿をたくさん見てきました。

都会に比べ、地方では起業する学生、若者が圧倒的に少ないです。

都会でWebサービスを作ること、地方で地域に密着した、その地域ならではの事業を行うこと。

どちらが良い、悪いという問題ではなく、今は前者の方がやりやすい。

僕は後者を応援したいです。

都会でWebサービスであれば、投資側のプレイヤーも増えたことで出資されやすい環境になってきています。

でも、地方にはまだまだお金が集まっていない。それを僕なりのアプローチで、事業として持続可能な形で解決していく仕組みが「NagomiShareFund」です。

「NagomiShareFund」は大好きな地域で起業したい学生や若者を応援します。地方で起業したい方はぜひご連絡ください。

小幡和輝 プロフィール

1994年生まれ。約10年間の不登校を経験後、定時制高校に入学。さまざまな経験、人と出会い人生が大きく変わる。

その後、高校3年のときに起業。和歌山を拠点に、商品開発、イベントやプロモーションなどを企画。最近では47都道府県すべてから参加者を集めて、世界遺産の高野山で開催した「地方創生会議」がTwitterのトレンド1位に。その後、地方創生に特化した1億円規模の投資ファンド「NagomiShareFund」を設立。和歌山市観光協会のアドバイザーも務める。

世界的な経営者団体「EO」が主催するビジネスコンテスト「GSEA」で、日本代表としてワシントンD.Cで開催された世界大会で登壇。GlobalShapers「世界経済フォーラム(ダボス会議)が認定する世界の若手リーダー」に選出。

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