『なぜ、セブンでバイトをすると3カ月で経営学を語れるのか?』 (著者:勝見明 出版社:プレジデント社)という本をご存知でしょうか?ざっくり言うと、セブン-イレブンの経営ノウハウが詰まった一冊。ただ、本当に「セブン-イレブンでバイトすると経営学が語れるようになるのか?(3ヶ月で?)」は気になるところですよね。
そこで今回は『カイシャの評判』のなかからセブン-イレブン ジャパンの社員・元社員のクチコミをピックアップ。そのなかでも非正社員のものを中心にチェックし、検証してみたいと思います。果たして、本当に経営学を語れるようになるのでしょうか?
セブン-イレブン ジャパンの社員の声はこちら
[20代 / 男性 / 元社員(非正社員) / 販売・サービス系]
コンビニエンスストア業界では、常にトップを走り続けており、商品企画や営業方針についてもよく練られているので、社員として働くだけでもとても勉強になります。ただし会社が大きいため、社員の競争が激しく、出世するのは難しい面も。
[20代 / 男性 / 元社員(非正社員) / 販売・サービス系]
バイトでの勤務をしていました。当店ではバイトでも店長から発注や商品陳列などを任せてもらえることが多かったのですごく仕事にやりがいを感じた。また、それらの工夫がお店の売り上げに直結することが楽しかった。
[10代 / 女性 / 現社員(非正社員) / 販売・サービス系]
私たちには利益のないことであっても、お客さんのためにしている仕事などがあり、その点についてはとてもやりがいを感じます。一人ひとりにきちんと仕事があるので、責任をもってできるのも良い点であると思います。
[20代 / 女性 / 元社員(非正社員) / その他]
自由は大きい。経験を積んで自分で考えて行動すれば結構な仕事を任せられる。基本的な接客・あいさつや身なりはたくさん指導をしていただいたので、スキルとして身についた。多種多様なお客様がお見えになるので、それにどう対応していくかもある意味楽しい。
[10代 / 女性 / 元社員(非正社員) / 販売・サービス系]
経済界流通小売業界のリーディングカンパニーのTOPとして、発言など多くのマスコミメディアに取り上げられる会長の会長講話を隔週直接リアルタイムに聴講することができるのは、セブン-イレブン・ジャパンの社員としてのステータスの一つと呼べる。経営理念は深く、さまざまなビジネスの先駆けとして行動を起こしてこられた人物である。
[30代 / 男性 / 元社員(正社員) / 販売・サービス系]
仕事そのものは自分で考えた方法で売上が上がった時の達成感や経営者目線にたった仕事ができる点など自分の成長を感じることは多くある。
ただ、何となく誉められてもいいような場面で誉められた記憶があまりない。周囲からはかなり高いハードルを求められている、妥協を許さない社風のせいもあるが、少し寂しく感じた。
「働くだけでも勉強になる」という意見も
クチコミからわかるのは、セブン-イレブンの各店舗がそれぞれ高い意識でサービスに向き合っているということ。やりがいを感じている人が多いようです。また、店舗によっては意欲や経験次第で商品の発注業務を任されることも。必然的に「顧客が何を求めているのか」を考えることになるため、マーケット感覚が身につくといえるのではないでしょうか。「働くだけで勉強になる」という意見にも納得です。
プライドをもって仕事に取り組める
コンビニ業界トップの売上高を誇るセブン-イレブン。プライドをもってサービスに取り組んでいる人もいるようです。アルバイト一人ひとりがプロ意識をもって取り組めば、サービスの質も高まるはず。業界首位というプライドがモチベーションにもなっているようですね。
3年で...経営学は...?
残念ながら非正社員のクチコミから「経営ノウハウが学べる」といった声を見つけることはできませんでした。ただし、正社員のクチコミを見てみると「経営者目線にたった仕事ができる」というクチコミが。正社員として働くことで経営ノウハウを学べる感覚が得られるということは、『カイシャの評判』からわかりました。
今回、『カイシャの評判』からは明確なアンサーを見つけることができませんでした。しかし、セブン-イレブンという職場であればやりがいのある仕事にチャレンジできるということは間違いないようです。「アルバイトでも経営ノウハウ学べるよ!」という実体験をお持ちの方は、ぜひ下記より投稿してくださいね!
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