こんにちは!グラフィックデザイナーの森脇碌と申します。
「出産をきっかけに在宅ワークを始めたい。」「在宅ワークを始めたけれど子育てとの両立はなかなか大変。」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。
私は出産を機にクラウドソーシングを利用して、グラフィックデザイナーに転身しました。
4歳の長男と2歳の長女を子育て中。
一日のほとんどの時間を子どもと一緒に過ごしています。
在宅で稼げるようになった私も、子ども達と同じ空間にいながら仕事をするのは工夫が必要。
試行錯誤の結果、安定して子育てと在宅ワークを両立できるようになった、5つのポイントをご紹介したいと思います。
1、子どもが構って欲しい時には構ってあげる
パソコンに向かって集中しはじめた時に、子どもが遊んで欲しそうに絡み付いてくる、なんてことはしょっちゅう。その他にも兄弟で喧嘩して泣いたり、飲み物が欲しいとせがんだり。
子どもと一緒にいると仕事が妨げられてしまいます。
そんなとき「ちょっと待って!」なんて言ったなら、子ども達の機嫌は悪化。
逆に仕事の邪魔をしようと必死になります。
思わず感情的になったりしたら、自分も罪悪感を感じてしまいます。
子どもが構って~とせがんだら、即スイッチ切り替える。
これがポイント。
できるだけ瞬時に反応してあげる。
集中しているのに仕事を中断するのは簡単ではありませんが、
意識的にスイッチをオフにします。
子どもの集中力はそれほど長くは続きません。
5分、10分集中して構ってあげると、ご機嫌も直り、1人でもしくは兄弟で遊んでくれます。
「声をかければすぐに反応してくれる」と分かれば、
子ども達もPCの前に座ることを嫌がらなくなります。
最初はスイッチの切り替えに非常に苦労しましたが、だんだんとそれに慣れてくると意外とできるようになるものです。
2、仕事をできるだけ細切れに
育児中に「まとまった時間」を確保することは難しいことです。
「子どもが昼寝したら」「遊んでくれたら」と思っていたら今日一日仕事ができなかった、
なんてこともあります。
まとまった時間が出来たら、なんて思わずに仕事ができるようにすることが大切です。
そのために「仕事を出来るだけ細切れ」にします。
私の仕事でロゴ制作で考えてみましょう。
大まかな工程に分けると、
「準備」「アイディア出し」「制作」「修正」「納品データ制作」となります。
それをさらに細切れにします。
「準備」はクライアントからの情報をまとめる作業が主ですが、
・複数のメールをテキストエディタなどでまとめる
・上記のテキストを印刷する
・読む、理解する
というようにさらに細かく分けることができます。
最初は書き出して作業していましたが、慣れてくるとメモをとらなくても自然にタスクを細かく分けて考えられる様になってきます。
「次は何を行うのか」だけは意識して頭の中に入れる様にしています。
小さな項目が完了になるだけで、気持ちもスッキリしますので気持ちよく仕事できます。
もし「ロゴ1案を今夜中作らなければならない」と思っていたとしたら、
それが可能になるまでずっと気持ちが重いでしょうし、なかなか作業も進んで行きません。
5分~15分でできるようなボリュームで細切れにしていく癖をつけると行いやすいです。
3、案件の内容を早めに理解する&すぐに分かるようにする
公園で子ども達と遊んでいる時、子ども達は自分たちで遊べるとはいえ、目は離せません。
手持ち無沙汰ですが、仕事をするわけにもいかず、うずうずして落ち着かないこともあります。
そういう時間をアイディア出しに使える様にするために、案件の内容をできるだけ早い段階で理解するように努めています。
それでも細かい内容は忘れてしまいがちなので、オンラインストレージなどに情報を貯めて、スマホなどでもすぐにチェックできるようにしておくことも大切です。
事前にアイディアを出していれば、PCの前に座った時には効率的に作業を進めることができます。
4、子ども達の遊びと自分の学びを共通させる
育児中に最も困ることは仕事の時間というより、学びの時間です。
仕事をするのがやっとで、なかなか勉強まで手が回らないというのが実情。
しかし、仕事のペースがスローな分、実績も積みにくく、
さらに学びの場が少ないとなると、将来につながっていきません。
そこで、私がとっている方法は、「自分の学び」と「こどもたちの遊び」を共通させることです。
自分が学ぶことが出来る場所、例えば私なら「図書館」や「美術館」などに行くことを
子ども達の遊びを兼ねて行きます。
子ども達が飽きてしまわないよう、リサーチしていく必要はありますが、
探せば学べそうな場所は色々とあります。
また、近所の公園だって、目をこらせば様々な学びがあります。
特にデザイン業は目に入るものすべてが勉強になりますので、意識する様にしています。
5、仕事の話ができる友人をつくる
そうはいっても仕事と育児の両立は大変です。
計画した通り、決めた通りにいくことはほとんどありません。
子ども達の成長のために子ども達に時間をとられるのは仕方ないことだと割り切っています。
それでも上手くいかないことが続くと、気持ちが下がり気味になり、仕事の効率も落ちてきます。
そんなときは発散するのが一番。
同じような状況で共感できる人、私の場合は同じフリーランスやクラウドワーカーのママたちと交流する時間を持ちはじめました。
刺激されて仕事にも身が入るようになったと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
子育てをしながら在宅ワーク。
まずはできるポイントから始めてみてください。
今日からの在宅ワークがもっと楽しくなるはず♪